起業するなら自宅で。ぼくが感じているホームオフィスのメリット。

自宅オフィス

起業するときって「こうなりたい」ってイメージをもって、そこに近づけるように頑張るみたいなところがあると思います。ぼくも当初はそんなイメージをもっていました。

その一つがオフィス。

こんな場所にこんなオフィスをもって仕事をしたい。そんなことを考えて検討をしてみたりもしました。

が!

今となっては完全に過去形です。

ネットを活用して仕事をするのであれば、どこで仕事をするのかは全く関係ありません。今は自宅を拠点にビジネスをすることに大きなメリットを感じています。

固定費が抑えられる

ビジネスを続けていく上では固定費をいかに抑えるかはとても大切です。新たにオフィスを持たないと考えれば、固定費はぐっと抑えられます。

起業当初は一人で仕事をするということが感覚的によくわかりませんでした。で、やってみると、一人で仕事をするのであれば、一人で仕事をするサイズでビジネスを組み立てないとなぁということがわかりました。

スカイプを使えばクライアントさんとは話ができるし、企業クライアントであれば基本的には訪問することになるので、コミュニケーションをとる「場所」をわざわざ確保する必要がないんですよね。

ぼくはカフェで仕事をするのが得意なタイプではないので、クライアントさんとあったり、企業を訪問したあとはサクッと帰社?帰宅?して、いつものデスクで仕事をするのが一番しっくりくるスタイルです。

身のまわりに資料が揃っている

仕事がらネットで何でも調べらると思われがちですが、大事なことは今までに読んできた本の中に書かれていたりすることもあります。

なので、「あ、アレ!」と思ったときに本棚の本を引っ張り出してもう一度読み込んだりということも結構あります。

映像のコンテンツであればDVDをすぐに見られるし、自宅オフィスだと身のまわりに資料は揃っているんですよね。こうした資料がいつでも手の届く範囲にあるというのは大きなメリットです。

これがオフィスを別に持つと、そうした資料も分断されることになります。実際、会社で働いている頃は、「家に帰って調べよう」みたいなこともありましたしね。

こんな話をすると、オンとオフの切り替えができないんじゃないの?なんて言われますけど、確かに切り替えはできてないです。というか、切り替える必要もないし、もはや切り替えられないものと思っています。

仕事とプライベートを境界線なく楽しめる

たしかに、オンオフの切り替えがパシッとできるのは理想です。ぼくもそうしたい。

でも、起業してから今この瞬間までオンオフをちゃんと切り替えられたことはないんじゃないかなと思います。

いつも仕事のことは頭の片隅にあるし、メールもメッセも基本的には送られてきたらその場で見てしまいます。土日は返事はしないことがほとんどですけど見てはいます。あ、言っちゃった(笑)。

まぁ、でも、これはもう仕方のないことかなと思っているんですよね。

夏休みをとるっていったって引き継ぐ相手もいないし、風邪をひいて休んでも誰かが仕事を進めてくれるわけでもないし。

なので、オンとオフという考え方をやめました。いつもオン。あとはオンの状態の強度のバランスなんです。だからいかにオンを楽しむのかというふうに考えるようになりました。

とこんな具合に考えると、いつもホームグラウンドで試合(?)に臨めるというのは大きなメリットなんですよね。いつでも試合開始ができるし、いつでも試合終了にもできるという。

ホームグラウンドで試合開始と終了をコントロールできるようになると、自分の時間もつくりやすくなります。ぼくの場合だったら家族との時間。

家族との時間もつくりやすい

起業してから3年半になりますが、ほぼ毎日家族と夕食をとっています。朝は起きれないこともあるので夕食だけですが…。

なので、子供たちの毎日の学校の話、息子のサッカーの話、娘の習い事のことも、いろいろと話を聞くようになりました。まぁ、聞くだけですけど、昔は子供たちと話をするのは土日だけでしたからね。

下手したら土曜日も出社となると、ホント、日曜日だけみたいな感じでした。

今では、毎日、子供たちの話を聞くことが特別ではなくなって嬉しいというか。う〜ん、うまく言えないな(笑)。

スポットで時間をつくりながら仕事ができるというスタイルは慣れてしまうと、とても心地いいです。

まとめ

と、こんな具合に自宅で仕事をすることに大きなメリットを感じています。まぁ、不便だなと思うこともちょこちょこはありますけどね、メリデメでいったらメリットの方が確実に大きい。

今は週に2〜3回くらいは外出をしていて、あとはスカイプで仕事をしていますが、これがものすごくちょうどいい感じです。引きこもり感もなく、家で落ち着いて仕事もできてという絶妙なライン。

この先どういうビジネスは変化していくと思いますが、「サイズ」って結構大事な気がするんですよね。

小さいのがいいとか大きいのがダメとかじゃなくて、オフィスもそうですけど、身の丈にあったサイズをちゃんと選んでいくということ。

もしかしたら、この先、家を出る必要(?)が出てくるかもしれませんし(笑)。

まぁ、それはその時ですね…。

 

この記事を書いた人

BridgeBookBridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。