好きなことをして生きていくということ。

瀬戸内海を臨む

昨夜は久し振りに長酒をしました。17時集合で24時前の解散。志を同じくする仲間とたっぷりと話ができて楽しかったです。

これまでも新しいサービスを一緒に立ち上げるためのアイディアを出し合い、あとは形にしていくだけというところまで来たので、スピード感をもってやっていかねば。

ふだん一緒に仕事をすることが多いパートナーなのですが、ある分野では突き抜けた人たちなので学ぶことも多く、仕事をするのがめちゃくちゃ楽しい。

好きなことをやっている人たちとのプロジェクトではこんなパワーが生まれるのか!といつも感じます。

好きなことをして生きてみて感じていること

「好きなことをして生きていく」とか、普段はそんな風に考えることはほとんどないけれど、好きな分野で仕事をしているのは間違いないので、好きなことをして生きているということになるのかもしれません。

僕は独立をしてやっていますが、独立する前と今とは仕事の分野も中身もそんなに大きくは変わりません。

でも、やりがいや楽しさは今の方が大きく、独立してよかったなぁと心から思っています。

独立してからのこの数年間を振り返れば、総じて楽しいことややりがいを感じることは多かったけれど、楽だなと思ったことは一度もないかもしれません。

好きなことと楽なことは違います。

逆にものすごく大変だと思ったこともそれほどありません。

これはヤバイ!というピンチは何度もあったし、日々そこそこ大変なこともあったりもするけれど、感じ方も含めてすべては自分次第です。

ピンチになっても大変なことがあっても「辛い」とか「もうギブ」みたいに思ったことはありません。どんな時でも自分で何とかするしかないし、まぁ、ほとんどの場合は何とかなったりもします。

僕のまわりにいる「好きなことをして生きている人たち」に話を聞いてみると

だいたい同じような感じなんですよね。

これはゆるくても大丈夫ということではなく、むしろ逆だなぁということがわかってきました。

好きなことをして生きていくなら人一倍努力ができることが必要

好きなことをして生きている人には、「好きなことをして生きていく」ために人一倍頑張っている人が多い。

少なくともぼくのまわりには、ゆるく見えても内側に秘めた情熱や根性、覚悟が半端ない人しかいない。これは間違いないです。

好きなことをやるだけでは仕事にならないから、普通じゃダメなんですよね。どこかで人よりも突き抜ける必要があります。

そのためには、人よりもアイディアを出してみたり、それを試してみたり、必要ならば何かを学んだり、ということを誰よりも時間とお金と労力をかけてやっていたりします。

人がやらないことを人がやらないレベルでやり続ける。

結果としてうまくいかないこともあるけれど、好きであるがために全く苦にならない、という状態なんですよね。

お金を得るレベルの「好きなこと」というのは、それくらいの「情熱をささげられること」ということです。

仕事の流儀でのヒカキンさんの働き方なんかを見ても、好きなこととはいえ毎日続けることがいかに大変かというのがわかります。

人気YouTuberでさえ、あんなに情熱を持って努力をしているのにいわんや凡人をや。

イケハヤさんなんかもブログで飯を食うなら毎日最低1万字は書けよとよく言いますよね。

1万字が適当なのかどうかはわからないけれど、ブログで食べて生きたいなら、人がやらない頻度で人がやらない文字数を書き続ける。それくらいの情熱は必要ってことです。

好きなことを仕事にしてはいけない?

その昔、就職活動をするころには好きなことを仕事にしてはいけないという言葉をよく耳にしました。

好きなことを仕事にすると好きでなくなってしまうから、本当に好きなことはとっておいた方がいいみたいな。

まぁ言いたいことはわかるけれど、一回しかない人生だもの、好きなことををやった方がいいよねって当時は思っていました。

僕の場合は、最初に入社した会社での仕事に情熱を持てなくず1年半で辞めてインターネットの世界に飛び込んだのだけれど、結果として間違ってはなかったなと思います。

当時はまだまだ終身雇用的な雰囲気もあったので、会社を辞めることにたいしての親の反応や世間体もあったし、ましてやインターネットの仕事なんてほとんどの人に理解をされませんでした。

20年経った今もインターネットの仕事をしているということは、きっと好きなことだから続いたんだろうし、これからも続けていくんだろうなと思います。

好きなことで生きていくなら覚悟と情熱をもて

ただ、冒頭に書いたように「好きなことを仕事にすると好きでなくなってしまう…」と言われるのも今ならわかる気もします。

好きなことを中途半端なレベルで仕事にしてもつまらないし、結果として本当にそれが好きかどうかがわからなくなってしまいます。

そういう人を何人も見てきたし、僕のチームのメンバーにもいました。

好きなことを仕事にしてお金をもらうというのは、それなりの覚悟が必要だし情熱を持ち続けることは最低条件です。

これは会社にいようと独立しようと同じ。

情熱と覚悟を持った人は魅力的だし、一緒に仕事をしていても遊んでいても本当に楽しいんですよね。

飲みに行っても愚痴を聞くことも言うこともないし、次に何やろうか的な感じの話はやっぱり楽しい。

昨晩はおじさん3人でほとばしる情熱を形にするためにあれこれ話して楽しかった。6月1日のリリース(!)を目指して覚悟も決まったし、あとはやるだけ。

やっぱり情熱と覚悟です。

この記事を書いた人

BridgeBookBridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。