「世界一やさしいブログの教科書 1年生」を読んでブログを書くことの原点に帰る
以前から気になっていた世界一やさしいブログの教科書1年生をやっと読みました。
先日、「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」を読んで、改めてブログを書くことの楽しさについて考えるようになっていたので、ずっと気になっていました。
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ただ、「1年生」というのがちょっと引っかかっていたんですよね…。
いい値段なので、今さらな内容だったらどうしようかと思っていたのですが、結果としては買ってよかったなと思っています。
すべては「先輩ブロガーの成功パターンを学ぼう」に集約される
初心者から脱初心者を目指す人向けの内容になっているので、これからブログを始めようとか、ある程度ブログがどんなものかがわかってきた人にちょうどいい本じゃないかなと思います。
この本を読めば、ブログの基本的な書き方からアフィリエイトで収益を上げる方法まで、一通り、かなり具体的に学ぶことができます。
ただ、ぼくはこの本の真髄は2時限目の「先輩ブロガーの成功パターンを学ぼう」にあるんじゃないかなと感じました。
16人のブロガーのインタビューコンテンツなのですが、これだけでも買う価値があるなと思っています。ホントに。
もちろん、初心者がブログを始めるにあたっては記事の書き方とかキーワードの考え方とかも大事ですけど、結局のところ「心」がないブログは読んでもらえないなぁと思っているからです。
ぼくがふだんから読んでいるブログの書き手がどんなことを考えながらブログを書いているのかを知ることは勉強になるし、共感するところもたくさんありました。
中でも、とても共感したのが、ノマド的節約術の松本さんのパートの「ギブ&ギブ」というメッセージ。
見返りを求めずに読者に喜んでもらえる記事を提供し続けることで信頼されるブログを作ろう。信頼されるようになれば必然的に結果もついてくる、というものです。
ぼくも同じように考えてブログを書いていますが、他の方もベースにあるのはギブの精神なんですよね。
好きなことを書いているブログは強いんだと再認識
最近は、検索エンジン対策で無駄に長い記事が目につくようになってきました。情報の網羅性を高めることは、SEO対策の視点では確かに有効な方法だとは思うのですが、個人的にはそこにギブの精神があまり感じられないんですよね。
検索エンジン対策のためにあちこちからの情報を寄せ集めている感じがしてしょうがないというか。書いている本人が本当にそれを好きかというのが感じられないんですよね。
アクセスだけを考えれば好きかどうかなんて関係ないのかもしれないけれど、特に好きじゃない人の視点で書かれたコンテンツはつまらないなぁと感じることが多いんですよね。
その点、好きなことやギブの心があるブログは、もしかしたら網羅性では劣るかもしれないけれど、ツボを押さえているのでコンテンツとして面白いなぁと感じることが多いです。
カメラ大好きな人が書いた新しいカメラのレビュー記事は面白いし、深海誠監督のファンが書く「君の名は。」のレビュー記事は面白い。
でも、単なるスペック紹介や映画の客観的な分析は面白くないなぁと思うし、しかも長いとなると、もうコレは読めないな…と思っちゃいます。
やっぱりブログは楽しんで書くものだ
この本を読んで、やっぱりブログは楽しんで書かなきゃきけないよなということを再認識しました。
その楽しさを伝えるためには、読者のことやキーワードを考えるというステップを踏む必要がありますけど、最近は、あまり難しく考えない方がいいのかもなとさえ思います。
WEB活用のアドバイスをする身としては、ブログを書く楽しさ、コンテンツづくりの楽しさをもっともっと伝えていかなきゃなと思ったのでした。
2時限目のコンテンツはたくさんの人に知って欲しいなぁと思います。
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