浦和レッズ、ミハイロ ペトロビッチ監督との契約を解除。ありがとう、ミシャ。

2017年7月9日 新潟戦@埼玉スタジアム2002

浦和のペトロビッチ監督が契約解除となりました。昨日の札幌戦を受けて、サポートを明言していたチームとしてもこれ以上は無理という結論に達したんでしょう。ここ数ヶ月の連敗で優勝争いから脱落したどころか、下手をすれば残留争いに巻き込まれる勢いです。

マジでそれだけは勘弁して欲しい。

4月30日以降、12試合を3勝1分8敗という状況からすると監督交代は遅すぎたかなという気がします。

 

ありがとうミシャ。でもやっぱり強い浦和レッズが見たい。

ここ数ヶ月の戦いぶりを見ていると、世代交代に失敗したチームのようです。いい年齢に達した選手たちのフィジカルが落ちてきて局面局面で勝てないことが負の連鎖になってチーム全体のパフォーマンスを落としているというか。

阿部ちゃんや那須さんがいい年なのは言うまでもないのですが(ヒラも!)、広島からの移籍組を中心に30歳くらいの選手がフィジカルで戦えてないのは見ていて明らかかなと。そこは若い選手をうまく使いながら融合していかないといけないと思うんですけどね、ミシャはそれができなかったかな。

数年前、残留争いをしたチームを強くしてくれたことには、本当に本当に感謝しているけれど、ここ2〜3年は浦和のサッカーがあまり面白くなく、僕も埼スタも年に1回くらいしかいかなくなってしまいました。

昔なら浦和の試合があってテレビ観戦の日は出かけることも少なかったし、ここ一番の日には家の中でレプリカを着て応援してました(笑)。

でも、今年は自分の中での浦和熱がトーンダウンしているのを感じています。たぶん、それは僕だけじゃなく、観客動員数が減っていることが如実に表しているんだと思います。

寂しいことだけど、僕らの心の中での浦和レッズの優先順位が下がっているということ。これが現実です。

サポーターとしては、やっぱりワクワクするような試合を見せて欲しいし、息子にもそういう試合を見せてあげたい。

まだまだやれる。関根の走りと航の涙を見てそう思った。

ここから引き継ぐ堀さんは厳しいタイミングでの監督就任となりましたが、かつてJ1残留をかけた戦いを勝ち抜いた監督です。あの時は自分が育ててきたユース年代の若手選手をうまく起用しながら、J1に残してくれた。

苦しい時の堀頼みですが、頑張って欲しいというか助けて欲しい。

正直もう優勝は厳しいけれど、ここからまた魅力ある浦和レッズのサッカーを見せて欲しいと願ってやみません。

矢島や長澤あたりをもっと使って欲しいし、菊池なんかももっとやれるんじゃないかなと思うんだけどね。伊藤涼太郎とかも見てみたい。

その前に、槙野や森脇に変わるDFを補強しないとダメじゃないかな…。DF登録が5人しかいないうえに、昨日の様子だと那須さんは長そうだし。

昨日、9人になっても走ることをやめない選手たちの鬼気迫る戦いぶりは胸を打つものがあったし、航が涙する姿を見て、まだまだこのチームはやれると思いました。

彼らもまた、なんとしたいと思って走っている。

大宮戦から狂ってしまった流れは、大宮戦で断ち切るぞ!次の埼玉ダービーで新しい浦和レッズが見られることに期待したいと思います。

この記事を書いた人

BridgeBookBridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。