自分の時間をつくるコツ。守るコツ。
僕は忙しいという言葉があまり好きではないので、ふだんは使わないようにしているのですが、それでも稼働がままならないこともあります。
毎日わりときっちりスケジュールを立てて行動していても、やっぱり、ダラダラしたり怠けてしまうこともあります。
自分に甘えて失った時間は、何かを諦めて本来やるべきことへの時間を補填していくしかありません。遊ぶ時間を削るとか睡眠時間を削るとかはしかたのないことです。
自業自得…。
ただ、稼働のバランスがおかしくなる時って、実は自分でコトロールできないことが起きた時なんですよね。
可能なことは改善し、不可能なことは受け入れる
実際のところ、まったく思ってもみなかったことなんてあまり起きないんですけど、それでも起きてしまったら対応するしかありません。
シンプルにやるしかないんですけど、そんな時にいつも思い出す言葉があります。
可能なことは改善し、不可能なことは受け入れる
これは、以前の職場の社長に教えて頂いた言葉です。
社長も誰かの受け売りだと言っていましたが、対応の方針を立てる上では、これは本当に大切な考え方だなぁといつもしみじみと思います。
「可能なことは改善し…」確かに、しんどいなぁと思うことでも、原因を探っていけば、だいたいのことは改善につなげることができます。
でも…
「どう考えてもこれは無理だろ」とか、「頑張ったけれどやっぱ無理」とか、中にはどうしようもないことって、やっぱりあるじゃないですか。
そんな時は、スパッと諦めて受け入れるしかありません。どうしようもないことを悩んでも時間の無駄です。
これはギブアップするということではなく、うまくいかない、改善できないということを認めて受け入れた上で、次の打ち手を考えるということです。
自分の時間をつくるためには、良くなる見込みのないことで時間を失わないように、諦めて次に行くという発想が必要なんですよね。
そんな簡単なことじゃないとか言う人もいますけど、そういう人は難題としていつまでも悩み続ければいいだけです。がんばれ。
何かをやめれば時間は必ず空けられる
自分の時間をつくるということは、いかにして、より多くの時間を自分のコントロール下に置くかということです。
ある一定のところまでは頑張ってはみたけれど、コントロールできないものはさっさと諦めてどんどん外していかなければ、自分の時間を増やすことはできません。
コントロールが難しいことの一つに人間関係がありますけど、それも同じ。
コミュニケーションがうまくとれないとか、好きになれないという人と苦痛を感じながら付き合ってウジウジ・イライラするのは時間の無駄です。
関わりを減らしたり、付き合いそのものをやめてしまえば、悩む時間は必要なくなるし、自分に合う人との新たな出会いがあるかもしれません。
「やめる」ということを選択すれば、必ず時間は空けられます。
空いた時間をコントロールできるようになれば、自分の時間を取り戻すことができます。
仕事で言えば、合わないお客さんとの付き合いもやめた方がいいです。お金の支払いが悪いとか、コミュニケーションがうまくとれないとか、それはもう合わないということだから、関係を終わらせた方がお互いにとってハッピーです。
ものごとって、どっちが悪いとか悪くないとかもあるかもしれないけれど、結局は合うか合わないかの問題だったりするんですよね。だったら積極的に発展的解消を図るべきじゃないかと。関係を解消すれば、自分だけではなく、相手も時間を有効に使えるようになるかもしれないですからね。
仕事のため、お金のため、関係性維持のためにガマンするとかやめた方がいい。
空いた時間をサービスのクオリティアップや新規顧客の開拓に使うとか、ブログを書くことに使うとか、なんでもいいですけど、自分が能動的に行動できることに時間を使った方が建設的だし健全です。
自分の時間をつくる・守るために、判断基準をもっておく
ただ、やめれば楽になるからって、何でもかんでもサクサクやめちゃったら、当然ながら、それは違った意味でしんどくなります。
だから、改善ができることなのかできないことなのかの判断基準を持っておくことが大事です。
判断基準を持っておけば、がんばってみた上で(これは大切)うまくいかない時には、ビジネスライクに判断できます。
がんばってみた上でというのは、自分の考えを伝えて改善を試みるということです。
それでもダメなら「ごめんなさい」すればいいだけです。
まぁ、どうやっても改善が難しいものはありますよね。それは、次に行けというサインなので、受け入れた上で前に進めばいいだけです。
あとは、
可能なことは改善し、不可能なことは受け入れる
って決めたら、あとは情に流されないようにすることです。
悪い人じゃないから…みたいなことを言い出したらキリがないですからね…(あるある)。
ちなみに、判断基準の作り方については、こんな本を参考にしてみるといいかもですよ。
こんな記事もぜひ読んでみてください。
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