カメラ初心者におすすめしたいアクセサリー

カメラ初心者におすすめのアクセサリー

カメラとレンズ以外に揃えておきたいアクセサリー

写真を始めたばかりだったり、これからカメラを購入する友人や知人にカメラ以外に何か買っておいた方が良いものはあるかと聞かれることがあります。

カメラとレンズ、メモリーカードさえあれば、とりあえず写真は撮れるのですが、機材のメンテナンスだったり、撮影の機会を増やす、幅を広げるという点において、知っておいて欲しいのが「カメラアクセサリー」です。

アクセサリーを活用することで、撮影がもっと楽しく、もっと快適に、そしてもっと楽しく写真を撮れるようになります。この記事では、初心者でも使いやすい、おすすめのカメラアクセサリーを紹介します。これらのアイテムを揃えることで、写真撮影のクオリティが一段と向上し、撮影そのものがもっと楽しいものになると嬉しく思います。

では、さっそく始めましょう。

三脚:手ブレを封じて写真をワンランクアップさせる

まずは三脚から。

日中明るい場所で速いシャッターが切れるのであればそれほど気にする必要はないのですが、手持ちでの撮影は、どうしても手ブレが起こりやすく、特に夜景や風景写真を撮る際にはその影響が顕著です。

三脚を使用することで、カメラをしっかりと固定でき、シャッター速度を遅くしてもブレない写真を撮ることができます。また、家族写真やセルフポートレート、長時間露光撮影にも役立つため、長い目で見てもぜひ一本持っておきたいアイテムです。

ぼくがふだん使っているのは、Manfrottoの「190」シリーズです。仕事で使っています。これはちょっと重たいのでオフィスに置きっぱなし。

今買うんだったら、Manfrottoの「Befree」シリーズも初心者にも扱いやすそうですね。

初心者の場合は、そこまで大きなものでなくても、軽量で持ち運びがしやすく、セットアップも簡単なものが良いと思います。カメラがしっかりと固定できればコンパクトなものでも十分です。

ぼくが旅行や、自宅でちょっとした撮影をする時に使っているのはこれです。

三脚は畳んで収納しているのですが、出しっぱなしの機材もあります。それがこれ。

安定度はそんなに高くないし、がっちり固定できるわけでもないんですけど、部屋でちょっとした撮影やスマホで動画を撮るときなんかに重宝しています。

カメラバッグ:安全に、そしてスタイリッシュにカメラを持ち歩く

カメラを外に持ち出す際、何よりも気になるのがその「安全性」です。カメラは高価な精密機器ですから、持ち歩きの際には、しっかりと保護できるカメラバッグが必要です。ぼく自身、バッグはかなり試しましたが、TPOに合わせた収容量はもちろんのこと、カメラをしっかり守ってくれるかどうかの他にも、複数台を持ち歩く時に機材通しがぶつからないかなども気になります。また、保護するだけではなく、スタイリッシュに持ち歩けるデザインかどうかも重要ですよね。

最近はカメラバッグもおしゃれなものが増えてきましたが、機能性とデザインの両立という観点からのおすすめのカメラバッグとしては、Peak Designの「Everyday Sling」があります。シンプルでありながら機能的なデザインは、日常使いにも適していて、カメラ以外の小物も収納可能です。防水性能も高く、急な雨にも対応できます。見た目と機能性を兼ね備えたこのアイテムは非常におすすめです。

ぼくは、カメラボディとレンズ1本の時には、Everyday Slingに入れて持ち歩くことが多いです。財布とスマホのほか、内ポケットに予備のバッテリーなども入れられます。

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カメラやレンズを複数持ち歩きたい時には、同じくPead DesignのEVERYDAY TOTEを使っています。取っ手が長いので余裕を持って肩にかけられるのと、開口部はチャックではなくマグネットなのでサッと開けることができます。リュックタイプだとカメラを取り出すまでに時間がかかりますが、トートだとすぐに出せるので、街中でのスナップを撮る時には重宝しています。

黒いバッグが多いので、トートはベージュを使っています。黒に比べて汚れが目立つかもしれませんが、夏場はベージュにして良かったと痛感します。

メモリーカード:撮りたい瞬間を逃さないために

写真を保存するために必要不可欠なメモリーカード。カメラの性能が向上するにつれて、写真や動画のデータ量も増加しています。そのため、十分な容量とスピードを備えたメモリーカードを選ぶことが重要です。

特に連写や4K動画を撮影する場合には、そのスピードが大いに役立ちます。メモリーカードは、カメラの性能を最大限に引き出すための必須アイテムであるため、高性能なカードが欲しいところですが、速くて大容量なものになるとなかなか手がでないものです。最近のカメラはメモリーカードを2枚差しできるので、かかる費用も2枚分です。

普通に使うのであれば、SanDiskの「Extreme PRO」あたりがお手頃だと思います。カードは読み書きを繰り返すと劣化していくので、消耗品として考えると、コスパの良いものを選びたいですよね。

撮影の用途にもよりますが、ぼくは大容量のカードにデータを貯め込むと不具合が起きた時に怖いので、そこそこの容量のものを複数枚使うようにしています。最近はこちらのカードを使っています。

レンズクリーナー:クリアな写真のための基本ケア

カメラを使っていると、どうしてもレンズにホコリや指紋がついてしまうことがあります。そんな時に役立つのが、レンズクリーナーです。レンズが汚れていると、せっかくのシャープな写真もぼやけてしまいます。

おすすめなのは、HAKUBAの「レンズペン3」。ペン型のデザインで、持ち運びが簡単。片側がブラシ、もう片側がクリーニングパッドになっており、レンズ(実際にはフィルターですがけど)の隅々まで綺麗にすることができます。撮影中にフィルターに触れてしまうこともあるので、いつも持ち歩いています。もちろん日常のメンテナンスに使うことで、レンズを常に清潔に保つことができ、クリアな写真を撮影できます。

カメラストラップ:安全で快適な撮影をサポート

カメラを持ち運ぶ際、常に手で持っていると疲れてしまいます。そこで便利なのがカメラストラップです。肩や首にかけることで、手が自由になり、撮影中の移動が楽になります。

初心者におすすめのストラップは、Peak Designの「Slide」シリーズです。このストラップは、幅広で肩にかかる負担を軽減し、長時間の使用でも快適です。また、Peak Design独自の「アンカーリンクシステム」を使用することで、ストラップの取り外しが非常に簡単に行えます。アンカー部分をカメラに取り付けることで、素早くストラップの付け外しができ、状況に応じて使い分けが可能です。

このシステムは、カメラをバッグに入れる際や、三脚に取り付ける際に非常に便利で、初心者でも扱いやすく設計されています。安全性と快適さを両立させるために、このストラップとアンカーはぜひ揃えておきたいアイテムです。

スナップを撮る時には、機動性を重視してリストストラップを使うことも多いです。

カメラは落下したらほぼ確実に壊れるので、横着せずにストラップはつけた方が良いと思います。

ブロワー:センサーやレンズを清潔に保つための必須アイテム

カメラのセンサーやレンズには、いつの間にかホコリや小さなゴミが付着してしまうことがあります。そのまま撮影を続けると、写真に黒い点やぼやけた部分が写り込むことも。そこで活躍するのが「ブロワー」です。

ブロワーに関してはなんでもいいと思うのですが、ぼくはHAKUBAの「KMC-86」を使っています。シンプルながら強力な風を送り出すことで、カメラ内部やレンズ表面に付着したホコリを簡単に取り除くことができます。先っぽのノズル部分がコンパクトかつ細くなっているのが気に入っています。カメラメンテナンスの基本中の基本として、一つは持っておきたいマストアイテムです。

予備バッテリー:長時間の撮影も安心

カメラ初心者にとって、予備バッテリーは見落としがちなアイテムですが、非常に重要です。特に外出先での撮影や旅行時には、バッテリー切れが致命的な瞬間を逃してしまう原因になることも。

おすすめの予備バッテリーとしては、カメラメーカー純正のものが安心です。例えば、Canonの「LP-E6NH」やSonyの「NP-FZ100」は、長時間の使用にも耐え、充電サイクルも長持ちするため、持っておいて損はありません。予備バッテリーを用意しておくことで、安心して撮影に集中できます。

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純正は高いと敬遠する人もいますが、品質や安心感を考えれば、メーカー純正一択です。サードパーティーのバッテリーは消耗が激しかったり、サイクルが短かったりして、結局高くついてしまうこともあります。

バッテリーは純正を使いましょう。

まとめ: アクセサリーで撮影の楽しさが倍増

カメラ初心者にとって、アクセサリーは単なる「オプション」ではなく、撮影の楽しさやクオリティを大きく左右する重要なツールです。今回紹介したアイテムは、自分が使っているもので、どれも初心者でも扱いやすいものを選びました。

アクセサリーは細々とお金がかかりますが、いいものを買えば長持ちします。逆にケチると性能が十分でなかったり、長持ちしなかったりで、結果として余計にお金がかかることもあります。

この記事を参考に、ぜひあなたの撮影ライフをより充実したものにしてみてください。

この記事を書いた人

BridgeBookBridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。