【Cinematic】エモい動画の作り方

エモい動画の作り方

Youtubeを見ていて、映画のような、美しく、雰囲気のある映像に目を奪われたことはないでしょうか。Cinematic movieなんて呼ばれるジャンルの映像ですね。

たくさんのクリエーターがCinematic movieの作り方をチュートリアルで教えてくれていますが、実際に自分で作ろうと思うと、撮影と編集の技術が必要になるので、想像以上に難しかったりします。

撮影や編集に慣れていてもまぁまぁな手数がかかるので、僕自身、ももっと気軽にCinematicな動画を作れたらいいなぁと思っていたのですが、お手軽にエモい動画を作る方法を見つけました。

実際には、「見つけました」なんてたいそうなものではなくて、CanonのPowerShot G7X mkIIというコンデジを使えば、誰でも簡単にエモい動画を作ることができちゃうんです。

動画を撮るための基本設定をしておけば、あとは録画ボタンを押すだけで雰囲気のある映像が撮ることができます。

Canon PowerShot G7X mkII による作例

撮ってきた動画を切り貼りしただけで、色味の編集などはしていません。上下の黒い帯とタイトル、BGMをつけたくらいです。

色味の編集は地味に時間がかかるので、録画ボタンを押すだけで、懐かしさを感じさせる色味とほどよいゆるさの解像感の映像が撮れるのがとても気に入っています。

Cinematicな動画を撮るための設定はこんな感じ

PowerShot G7X mkIIの設定も特別なことはやっていません。こんな感じです。

シネマティックな映像にしたいので、フレームレートは映画で使われる24FPSに設定します。24FPSにするとシャッタースピードは、その倍になるので、近似値の1/50に設定。絞りは撮影時の明るさや、背景をぼかしたい、背景までしっかり撮したいなどの意図に応じて決めます。

  • 撮影モード:ムービー
  • ISO感度:オート
  • WB:オート
  • 動画記録サイズ:FHD 23.98P
  • シャッタースピード:1/50
  • 絞り:その時による
  • 内臓NDフィルター:外での撮影の時は使用頻度高め

設定を済ませておけば、構図を決めて録画ボタンを押すだけです。光の状況によって内臓のNDフィルターと絞りを調節するくらい。

コンデジでのエモい動画撮影のコツ

自分的に気をつけているとうか、G7X mkIIを使った撮影のコツだと思っていることはこんな感じ。

  • 光と色、空気感を意識する
  • ズームに頼らず足を使って撮影する
  • カメラを激しく動かさない
  • 手振れしないようにしっかりホールディングする
  • 絞ったり、NDフィルターを使ったりしながら光を調節する
  • あえて太陽を入れて、ゴーストやフレアなどを発生させるなどの変化をつける
  • 細かいことは気にせずガンガン撮る

あれこれカメラを向けていると、コンデジならではの撮り方があったりして、一眼とはまた違った楽しみを見出すことができます。

撮影素材をカット編集でつなげるだけ

PowerShot G7X mkIIで撮影をした素材は、手間と時間をかけずに動画の編集を楽しみたいので、補正などもせずに、撮影素材の中から必要な部分をただただ切り貼りしてつなげるだけ。僕はPremiere Proを使っていますが、Macに付属しているiMovieなどのアプリでもいいですね。

ふだんは4Kの重たい素材を扱うことが多いのですが、PowerShot G7X mkIIで撮影可能なフルHDの動画なら編集がサクサクなのも手軽で良いです。

BGMはArtlistという著作権フリーのサービスを年間契約していて、そこから選んで使っています。

Artlist

BGMは作品の世界観をつくるのに大切な要素なので、時間がある時に聞いて気に入った曲をリストアップしています。

いい曲がたくさんあるのですが、探しきれない、聞ききれないのが悩み(笑)。

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PowerShot G7X mkIIはこんなカメラ

PowerShot G7X mkIIは、2016年4月に発売されたキヤノンのコンデジです。PowerShot G7Xの最新はmkIIIだし、この記事を書いている時点でもう5年前の機種ですが、キヤノンのサイトでも現役の機種として掲載されています。

光学4.2倍のズームレンズと1型センサーを搭載するなど、コンデジとしてはかなり構成のな部類でした。24-100mmのズームでF1.8-2.8なのも今さらながらにスゴイなと思います。5年前の機種とういこともあって、フルHDまでしか撮れないけれど、趣味レベルで撮るなら十分なスペックです。

静止画の解像度は2100万画素、手ぶれ補正(IS)は4段分、というスペックは今もなお、色褪せないと言ってもいいくらいです。

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この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。