中学生になる息子と父子二人で浜松への旅行に行ってきた話

ふたり旅

4月1日から2日にかけて息子くんと旅行に行ってきました。といっても浦和レッズのアウェイゲームを見に行ったんですけどね。

一泊二日の短い時間だったけれど、息子との二人旅は面白かったなぁというのが今回の旅の感想です。

ふだん家にいる時とは、やっぱり会話の内容が違うし、イラっとするポイントも違う(笑)。

息子も楽しかったようなので、また行きたいなぁと思いつつも、中学生になると父親と一緒に旅行ってのもないかなぁなんて思ったり…です。

中学生 になる 息子 と初めての新幹線。初めての駅弁。

家族旅行では飛行機に乗ったことはあるけれど、新幹線は初めてだったんですよね。なので、新幹線はどんなものなのかと興味津々だった模様。

乗車する前に駅弁を買ったのですが、いろいろあって目移りしつつも新幹線の発車時間をやたらと気にする姿は、ふだん生意気な口をきいても、まだまだ子どもなんだなと微笑ましく。

弁当を買うレジに並んでいる時に、後ろに並んでいる磐田のユニを着ているおばさまたちを見て「東京から磐田に行く人もいる」ということがちょっとっした驚きだったようで、磐田サポは磐田にいるもの的な発想なんでしょうけど、まぁ、こういうことも経験なんでしょうね。

とんかつ弁当

で、スタバでコーヒーとワッフルを買ってトイレを済ませてホームへ。すでに停車していたので、指定席についてひと段落。ここまでで一仕事終えた感がありますな。

新幹線が発車してからお弁当を食べたのですが、願掛けのトンカツ弁当が予想以上に美味しかったらしく、大満足の様子。弁当タイムの後は二人でモンストのマルチプレイを楽しんだ後、僕はしばしの睡眠。

東京から浜松までの旅路なので寝る時間なんてほとんどないんですが、新幹線では食べたら寝るのがどうもクセになっているらしく…ダメだ…とウトウトしていたら、突如、スマホカメラの連射音が!

窓から富士山が見えたらしく、記念にとスマホで連写したようです。ドヤ顔で富士山の写真を見せてくるとかいい思い出ですね(笑)。

浜松に到着。ホテルに荷物を預けてエコパへ出陣。

浜松駅

10時半過ぎに浜松に到着。

15時キックオフなので最初は駅周辺で昼ご飯を食べて直接エコパに行こうかなと思っていたのですが、まだお腹は空いてないし、何よりも荷物が重たい…。というわけで一旦ホテルに荷物を預けて、小物だけを持ってスタジアムに向かうことにしました。

もちろん、息子にはバックパックを背負わせますけどね。

荷物を預けて駅に戻り、時間調整を兼ねて観光案内的なところをのぞいてたら、展示コーナーを見て浜松城に行きたいと言うじゃないですか。

直虎を見て以来、歴史にも少し興味を持ち始めたようで、家族旅行なんかでもお城や武将ゆかりの地、エピソードなんかを見て回るのが楽しいみたいなんですよね。

そういうことならウェルカム。浜松城ってなんだっけな?と思いつつも、翌日行くことにしました。

昼ご飯を食べずに、あれこれ見ているうちに時間は過ぎエコパに向かうわけですが、実は4月1日からは子ども料金じゃないんですよね。

小学校を卒業して中学入学前という無所属(?)な状態だけど、運賃その他は4月1日から大人扱いのところが多く…これは意外にお金がかかるぞ。単純に倍ですからね。これは結構な誤算でした。

まぁ、試合の日程ありきだからしょうがないんですけどねぇ。。。

浜松からエコパがある愛野という駅までは、試合開催日ということで臨時便が出ていたので、それに乗ったのですが、当然のごとく車内は完全アウェイ状態。

いやぁ、、、アウェイゲームのこういう雰囲気もまた楽しいんですよね(笑)。乗り込む感というか。奮い立つものがあります。

愛野についたら赤いユニを着た人も結構多くちょっぴり安心。コンビニで弁当を買ってエコパまで歩きます…が意外に遠いじゃねぇか。。。

出遅れた感たっぷりで浦和サポの列に並んで入場。

 

出遅れ感たっぷりで並ぶなど。#urawareds #jleague #soccer #浦和レッズ

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スタジアムに到着してレッズサポの列に並んだのですが、今回は息子とは初めての自由席だったので、いつもの指定の感覚でいたら完全に出遅れた感がありました。もうみなさんがっつり並んでらして。

それでも、ゴール裏のなかなかいい席をゲットできたので、よかったよかった。

息子はゴール裏から見るのは初めてなので軽い興奮状態です。「コールリーダーってどの人?」とか聞いてくるんですけど、そんな言葉よく知ってるなぁと。コールリーダーのこととか教えたことないんだけど、子どもは勝手に育つんものですな(笑)。

手拍子して歌って叫んで、めちゃめちゃ応援する息子の姿が僕的には新鮮かつ面白かったんですけど、「やっぱアウェイは自由席の方が一体感があっていいよね」という生意気なセリフを残した息子に乾杯です。

試合は非常に残念な展開。そして堀さんのラストマッチとなってしまうとは…

堀さんのラストマッチとなったジュビロ磐田戦

試合の展開はここでは割愛しますが、まぁ、残念すぎましたね。プレーに迷いがあるというか、チームとして何をしようとしているかがわからないし、ミスも多い。失点シーンも「それはねぇだろ…」という感じだったし。

その後の息子との夕食でのサッカートークの話題としては十分すぎるほどの試合でしたね。

きっと息子は中学でもサッカーをやるんだろうけど、ゴール裏から見れたのはいい勉強になったみたいなので、連れて行った甲斐があったなぁと思います。

愛野から浜松に向かう電車の中で堀さん解任になるかなぁなんて話していたら、翌日その通りになってしまい…。

ミシャから引き継いだ時点で偏りのあるチームで、今年はウメや駒井、それにラファまで抜けてしまって戦力的も厳しい中での戦いだったので、正直気の毒だなぁと思います。

以前の降格の危機にあるチームを堀さんが残してくれた時といい、貧乏くじ的な感がありますが、またいつか、戻ってきてほしいなぁと。

堀さん、本当にありがとうございました。

浜松 ではおでんは食べられず焼き鳥でしっぽり。

実は静岡おでんが食べたいというのも今回の旅行の趣旨の一つだったのですが、荷物を預けた時にホテルのフロントの人に聞いたら浜松はおでんじゃなくて餃子だと教えられたんですよね。おでんはもっと東の方です、と。

軽くショックを受けつつ、浜松駅近辺でおでんを食べられそうなところを探したりもしたのですが、良さげなところが見つかりませんでした。

結局、立ちっぱなしで応援した試合の疲れもあり、駅近の焼き鳥屋さんでサッカー談義に花を咲かせ、ホテルに戻りました。

枝豆おかわり自由とか、焼き鳥1本80円とか、リーズナブルすぎて鼻血がでそうなお店でお腹いっぱい食べてバタンキューで初日を終えました。

サッカーの話を息子とこれだけしたのも初めてかもしれないなぁと思うと、いい旅だなぁと感じます。

浜松城を見てうなぎを食べて東京へ。

浜松城

翌朝は、前日の焼き鳥でやや胃もたれを感じつつ、バイキングでヨーグルトと味噌汁とフルーツを食べてから浜松城へ。

小さなお城だったのですが、城の中の展示物はほぼ家康。

地域というか領土的には、まぁ、家康なんだろうけど、浜松=家康というイメージがなかったので、なんかちょっと拍子抜けというか不思議な感じでしたけど。

それにしても、お城から見える景色って本当にいいですよね。お城を見学するたびにいつも思います。

浜松城で予想以上に時間を使ってしまい、慌てて浜松駅に戻ることになったのですが、地方に行くと流しのタクシーってほとんどいないんですよね…。

タクシーを呼ぶのが早いかバスが来るのが早いかと考えながら駅に向かって歩いているうちにバスが来たので、飛び乗って浜松駅へ。

駅に着いたのが新幹線の発車の1時間前だったのですが、どうしてもうなぎが食べたかったので前日見かけたお店に向かったのですが、休みという…。

結局、駅そばのうなぎ屋さんに入りました。

うな重

ご当地のうなぎなので、いいお値段です。一瞬「ぐぬぬ」となりましたが、たまにはいいかということで美味しくいただいたのですが、息子の方がちょっと恐縮してたみたいで(笑)。

まぁ、食べ始めたらそんなそぶりも見せず、美味しそうにがっつり食べてましたけどね。たまにはいいよね。

お土産(もち、うなぎパイ!)を買って新幹線に乗って東京に戻りました。

日常があるから非日常が楽しいんだよね!

今回はサッカーはある意味口実で、実のところは小学校を卒業する息子と二人で話をする機会をつくろうというコンセプトの旅でしたが、本当に行ってよかった。

息子もかなり楽しかったようなので、機会があればまた行けたらいいなぁと思います。

若干の反抗期を迎えつつあるけれど、日常ではわからないこともあるし、普段はしない話もあるし。旅ならではのイラっと感もあったし(笑)。

サッカーの話をする時には、親子という感覚がちょっと薄れるのもまた面白くもあり。

一丁前に行動し話す姿を見ていると、小学生料金じゃなくなる意味もわかるよなぁと、父親的には寂しくもあり、嬉しくもありな感じだったかな。

旅行から帰ってきて数日ですが、なんとなく関係性がちょっと変わった気がします。

僕は日頃自宅で仕事をしていることもあり、夕食は必ず家族と一緒だし、家族との距離はかなり近い方だと思うけれど、いつも距離感って大事だなぁと感じています。

いつも親と一緒だとねぇ(笑)。特に男の子は。

適度な距離を保ちながらも、今回の旅行では、父はいつも君のサポーターなんだよ、ということを伝えたかったのですが、伝わったかな、どうかなという感じかな。

来週からは息子も新しいチャレンジが始まるわけなのですが、こっちもこっちで新しいチャンレンジをしていこうと思っているので、頑張らないと!

というわけで備忘録的超私的エントリーを締めようかと思います。

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この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。