Google AnalyticsでIPでのフィルタリングが効かなくなった!その原因とは?
公開前のサイトのGoogle Analyticsの設定を見ていてる時に、リアルタイムにアクセスがあることにふと気がついたんですよね。
いやいや、このサイトは自分しか知らないはずなのに何故にこんなにアクセスが…と思ってGAを見てみると、どうやらアクセスは自分っぽい。
地域的にも自分っぽいので、試しにGAのリアルタイム解析を見ながらサイトにアクセスをしてみると、地域やマシンの解像度、UAなどから判断するに、間違いなく自分です。
公開しているサイトの方も調べてみると、どうも自分っぽいアクセスがあるような気がします。
今まで機能していたし、設定は変えていないのになんでだろう…。設定を削除してもう一度やり直すなど悩むこと数日。
本日、解決しました…。
ちなみに僕は固定IPのサービスをしているので、一度設定したIPが変わるはずもなく、GA側の設定が変わったのかなと思い込んでいました。
フィルタリングが効かない原因はプロバイダがIPv6への移行していたから
結論としては、プロバイダがIPv6での接続に移行していたことが原因でした。
IPv4のIPで登録されていたフィルタが効かなくなっていたんですよね。
調べ始めた最初の段階で「確認くん」で調べた時にはIPv4のIPが表示されていたことからIPは間違っていないと思い込んで、IPv6の可能性はその時点で選択肢から消してしまったという…。
ですが、これだけ調べてGAの設定を見直しても原因が見当たらないのは、やっぱりIPが違うとしか思えない、ということで利用しているSo-netにアクセスしてみると、こんな画面が。
お客さまはIPv6ネットワーク環境によりこのページをご覧になっております。
このページを見ると自分がIPv4とIPv6のどちらで接続しているかがわかるというページなのです。
っていうか、いつの間に、、、原因はこれかよ…。
以前、So-netでのIPv6への移行について調べていたときには、IPv4でこのページを見ているよ、というメッセージだったのですが、いつのまにかIPv6に移行していたようです。
そりゃ、フィルタは効かないはずだわ。。。
というわけで、GAのフィルタの設定にIPv6のIPも追加して、アクセスを確認してみると、ちゃんと除外されます。
これにて一件落着!
といきたいところですが、自分のその他サイト、クライアントのサイトにもすべてこの設定を適用しないといけないのかと思うと、なかなか面倒な作業でだったりもするんですよね。
まぁ、管理しているサイトへのアクセスの中で僕のアクセスなんてゴミほどのものですが、設定はしておかないとね…ということで、チクチクと反映作業をしたのでした。
トラブルや不具合の原因調査の時は、想定される原因をリストアップして一つ一つ確実につぶしていかないとですね…。
固定IPで接続している人は要チェック
個人で固定IPで接続している人はそんなに多くはないかもしれないけれど、IPv6の移行は進んでいるので、フィルタが効かなくなるという事象はこの先確実に起こる問題です。
もしも、今まで問題なかったGAのフィルタが効かなくなったら、その時はプロバイダのIPv6接続を疑ってみるといいかもしれません。
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