大人もハマるIchigoJam!昔懐かしのBASICがモーレツに楽しいぜ!

IchigoJam

息子の夏休みの自由課題用にゲットしてあったIchigoJam。気がつけば夏休みも折り返しているので、そろそろ着手しないとねということで息子と二人で作ってみました。

IchigoJamとは、BASICが学べる手のひらパソコンです。

手のひらにのせられる大きさの、プログラミング専用こどもパソコンです。
IchigoJamにテレビとキーボードをつなげば、すぐにプログラミングを始められます。
インターネットへの接続や難しい設定は必要ありません。
初心者向けプログラミング言語BASICを使っているので、事前にプログラミングの高度な知識や技術を学ぶ必要はなく、気軽にプログラミングを体験できます。
また、抵抗などの部品を基盤にはんだ付けして組み立てて、電子工作を体験することもできます。

IchigoJam公式サイトより

IchigoJamには完成品キットと自分で組み立てるキットの2種類があるのですが、我が家は組み立てキットです。何事も体験してみるべし。

IchigoJam

プリント基板に部品をくっつけながら、コンピュータの中身がどんな感じなのかを知って欲しいのもありますが、どんなものでも自分で作る楽しみを味わって欲しいなぁと思います。

プリント基板にはんだで部品をくっつける

自分で組み立てるハーフキットは、プリント基板に抵抗などの部品をはんだづけして作っていきます。今回は、息子もこれがコンピュータなんだというのはイメージできないみたいでしたけど、いつの日か「ああ、あの時のあれか〜!」となればいいかなと。

IchigoJam

作業内容について細かく解説をしてくれているサイトをiPadで見ながら一つずつ部品をはんだづけしていきます。

息子にとっては初めてのはんだづけでしたが、意外にいけるもんですね。たぶん、実際になにを作っているのかはわかっていなかったと思いますが(笑)、結構楽しげに作っていました。基板の組み立てに関しては僕はノータッチで見てるだけというか、写真係です。

とりあえず完成!

解説サイトのおかげで無事に完成!

IchigoJam

おー!

IchigoJam

裏側のはんだづけのあとは生々しい(笑)。でも、初めてにしては頑張って作ったんじゃないかな。

さてさて、あとはビデオケーブルでテレビとつなげて、キーボードをつければ、いよいよBASICの時間だぜ!

電源オン!してみたもののキーボードを認識しない事件発生!

IchigoJamの出力端子とテレビの映像端子をビデオケーブルでつなぎ、USB端子にUSB/PS2キーボードを接続して、スイッチを入れてみると、テレビには何かが映りました(笑)。

ケーブルの接触具合だったようで、グリグリと回してみるとキレイにIchigoJamの初期画面が映ります。

やった〜!

と息子とハイタッチをしてキーボードを叩いてみると、あれ?文字が打てない…。

この時に僕の頭の中をよぎったのは、キーボードの選択を間違ったかな…ということです。USBとPS2の変換コネクタがついているキーボードをチョイスしたので大丈夫かなと思っていたのですが、つながらないものもあるようなので、失敗したかなぁ…と思いつつネットで調べてみます。

でも、買ったキーボードでも動くはずなんだよなぁと思いつつ、基板をもう一度手にとって見てみると、USBの接続端子の部品が基板にちゃんと接地していませんでした。片方がちょっと浮いた状態なので、これが原因なんじゃないかと。

というわけで、はんだ吸い取り線を使って、はんだを一旦取り除いて部品をしっかりと接地させます。これは僕がやったのですが、一度くっつけたはんだを取り除くのは結構面倒なんですよね…。こんなの中学の頃の技術の授業以来です。

はんだを吸い取って部品をぎゅっと押して基板に接地させて、もう一度はんだづけし直します。

で、もう一度USB端子にキーボードをさして電源を入れてみると、今度はちゃんと認識しました!

IchigoJam

とりあえず、PRINT文で計算をしてみたり、LEDを点灯させてみたり。初めてのプログラミング体験はなかなか感動的だったようです。良かった良かった!

そのあと、本に書いてある20行程度のゲームのプログラムを2つほど(息子が)打ち込んで一緒に遊びました。インベーダーもどきと隕石を避けるレトロなゲームなのですが、こういうゲームを作る感覚がめちゃくちゃ懐かしい!

僕も息子と同じ小六の頃、ベーマガ(マイコンBASICマガジン)を買ってはプログラムを打ち込んでいました…。あの頃はプログラムを打ち込むのに必死だったなぁなんて。RUNコマンドを打ち込む瞬間のドキドキとSyntax Errorが返ってきた時の「ぐぬぬ」感。

当時はゲームを作るというよりも遊ぶのが楽しかったんですよね。狂ったようにひたすらプログラムを打ち込んでました…。

IchigoJamは書いたプログラムを4つまでは本体にセーブできるので、ゲームを保存して息子は終了。何気に疲れたみたい。今度はタイピングも練習するといいかもですね。

これをきっかけにプログラミングに興味を持ってくれるといいんだけどなぁ。

IchigoJamで大人もBASICで遊ぶ!

さてさて。さすがに仕事でBASICを使うことはないんですけど、今回の裏テーマとしては、僕も改めてBASICを学び直そうというのがあります。

このページを見ながらワクワクしちゃってます(笑)。BASICのリファレンスをみるとめちゃくちゃ懐かしい。

IchigoJam BASIC リファレンス ver 1.2

コマンドの数は少ないけれど、このコマンドを組み合わせて何を作れるのかってところに興味をそそられますよね。見た目はチープでもアイディア次第でちょっとしたおもしろゲームが作れそうですよね。

昔必死に打ち込んで遊んだゲームたちも、アイディアが秀逸なものが多かったなぁと思います。

IchigoJamは「こどもパソコン」という位置付けになっていますが、大人も十分楽しめるガジェットですね。なんか、忘れていた大切なものを思い出す…僕はそんな感覚すら覚えます。

今、息子と二人でこれで勉強をしています。

電子工作とかやりだしたらハマるんだろうな〜なんて思いながら、とりあえず、自分の部屋で遊べるように完成品のIchigoJamをゲットしようとしたら売り切れでした…。って、やっぱり夏休みだからなんですかね??

 

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この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。