huluで「大草原の小さな家」を子供たちと一緒に見始めました。

大草原の小さな家

「大草原の小さな家」を覚えていますか?

そう、毎週土曜日18時からNHK総合で放送されていたインガルス一家の物語です。

先日、huluのラインナップに加わったという案内メールが来たので、子供たちと一緒に見始めました。僕は再放送を含め何度か見ていますが、第1話から見るのはこれが初めてです。

huluでは、パイロット版の「旅立ち」がシーズン1の第1話でとして扱われているみたいですね。

 

大草原の小さな家とは?

大草原の小さな家とは、主人公のローラ・インガルス・ワイルダーの自叙伝をもとにした西部開拓時代のアメリカを舞台にした物語です。

日本では1975年から9シーズンにわたって放送されています。子供の頃はシーズンなんて意識したことありませんけどね…。気がつけばローラも大きくなって結婚してたなぁという感じです(笑)。

物語は、ローラが生まれたウィスコンシン州からカンザス州の開拓地を目指すところから始まります。本当に何もない草原に自分たちの手で家を建て、自給自足の生活を始めるわけですが、僕の記憶の中ではウォルナットグローヴの町が舞台になっていたので、第1話の「旅立ち」は新鮮かつ、衝撃な始まりでした。

うちの子供たちは、チャールズが狼に追われたり、家のまわりを狼がうろつくとか、先住民との出会いなんかに驚いていましたが、個人的には、自給自足の生活を送る中で、「ウサギは飽きたか?」という会話や「ビーフが嬉しい」とお母さんが喜ぶシーンが衝撃でした。

クリスマスには、お父さんが七面鳥と思しき鳥を狩り、お母さんが毛をむしってさばく、というのが何ともリアル。むしった毛は羽毛として使われるのかな、なんて思いながら見ていました。

子供たちと共有したい家族の絆

僕がこの物語を子供たちと一緒に見たいと思ったのは、家族の絆を感じてほしいなと思ったからです。ある家族の物語ではあるけれど、子供たちには、僕と奥さんとの関係性だけではなく、自分たちの後に続く家族のあり方についても感じるきっかけになればいいなぁと思っています。

小5の息子も小2の娘も食い入るように見ていました。

見ていて話題になったのはお手伝い(笑)。

何もない土地で家族5人が生活をしていくには、大人も子供も関係なく働かないといけない。

子供にとって家の手伝いなんて面倒臭いものでしかないんですけど、家族として、生活のためには家族一人一人が果たせる役割があるということをわかって欲しいなんて思いもあります。

もちろん、僕も子供の頃は手伝いは嫌だったし、ちゃんとやれてなかったなぁと思いますけどね…。

事実と真実について学ぶチャンス

この記事を書いている時点では、アメリカのトランプ大統領による7カ国出身者の入国禁止の大統領令の是非について世論は騒がしくなっています。

娘はまだ理解できていないけれど、息子はもうわかる年頃です。

だからこそ、アメリカという国がどうやってできていったのか、どうしていろんな人種の人がいるのか、そのほんの一部でもこの物語から学ぶことができたらいいなぁと思っています。

第1話では、やっとのことで場所を見つけ、家を建てたインガルス一家は、先住民の嘆願書によって土地を追われます。

見ている人の立場によって、先住民と開拓者に対する感情の持ち方は変わりますけど、良いとか悪いとかではなく、なぜ、そうなったのかをちゃんと理解しておくことは大事だなぁと思っています。

事実と真実とでもいうのかな。そんなことについて学ぶチャンスでもあります。

見終わったあとに、子供たちが理解できなかったことを聞いてきたりするので、これはいいことだなぁと。

ちなみに、息子は今、日本の歴史のマンガを読み始めたところです。今、卑弥呼のあたりらしいので、まだまだ先は長いですね〜(笑)。僕らも図書室で読みました。

記事を書いている時点でシーズン2まで見ることができます。

昔はオルソンさんの奥さんと娘の意地悪っぷりにイライラしていましたが、今見るとどう感じるのかちょっと興味深いですね。

hulu版は字幕なのが娘にはつらい。

ただ、hulu版は字幕なんですよね…。

なので、字幕の漢字が読めなかったり、字幕を読むスピードが画面の展開についていかなかったり。

著作権の問題もあるのでしょうがないのですが、できればNHKで見ていた吹き替えが見たいなぁと思ったりもします。

大草原の小さな家は子供と一緒に見たい作品の一つです。お子さんともう一度見直してみてはどうでしょう?自分自身も懐かしさだけではなく、新たな発見があるかもしれません。

この記事を書いた人

BridgeBookBridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。