量と質。どっちを優先させるべきか。なんて考えている暇があったら量をこなせ。

量と質 どっちを優先させるべきか。

量と質 のどちらを優先すべきか。

人からもよく質問を受けるのですが、どちらかなんて考えても意味がないんですよね。

どっちも大事だから。

なので、どちらを優先すべきかなんて考える暇があったら量をこなすべきです。

量と質 は相反するものでもないし、ゼロイチの話でもない

量と質の話になると、どうも量をこなせば質が下がるし、質を上げれば量が減るという前提がある気がするのですが、そもそもそれが違うんじゃないかと。

ゼロかイチかの世界でもないのに、なぜか究極の選択のように考えてしまうことが多いのかなと。

理想の状態を考えれば「量もあって質が高い」が最高ですよね。

だったら、それを目指せばいいだけの話なんじゃないかなと思うのです。

まずは前提条件を整理することが必要ですね。

そもそも質なんて担保することなんてできない

これに尽きると思うんですよ。

「量か質か」なんてことを考えているうちは、質を担保できるレベルにないんです。

例えばですけど、よく聞かれる質問の一つに「ブログの記事は量と質どちらを優先すべきか」があります。

その度に、そんなこと聞いてどうするのって思っちゃうんですけどね(笑)。

そもそもこの手の質問をしてくる人に「優先すべきは質」と答えても、その時点で質の高い記事を書くのは難しいと思うんです。

多くの人に読んでもらえる記事が百発百中で書けるのであれば、質重視で書けばいいと思うんですけど、そもそもそんなの書いてみないとわからないことですよね。

だったら、できるだけ多くの記事を書いて、どういうことをどう書けば読んでもらえるのかをひたすら試してみるしかないのです。

量をこなすだけでは質には転換できない

ただ、量をこなすといっても、ターゲットやキーワードを蔑ろにして記事を量産しても意味はありません。そんな記事をどんなにたくさん書いたところで、質に転換される日はやってきません。

あくまでも「読んでもらえる記事」を書くこと、つまり質を重視して書くことを念頭におかなければ、数をこなしても無駄です。

量は必要条件ではあるけれど、十分条件ではないということですね。

サッカーのシュート練習だって同じです。

無人のゴールの真ん中に力一杯蹴り込み続けても、そんなシチュエーションは試合ではほとんどあり得ないから役に立たないですよね。

ディフェンダーがいても、落ち着いてキーパーの届かない位置に正確に蹴り込めるように練習をする、というのがシュート練習の目的であるべきです。

量と質 を求めるなら方向性ではなく目的地を決める

質を手に入れたいと思うなら、自分のなりたい姿や手に入れたい未来、つまりゴールを明確にすることが必要です。

方向性ではなく、ゴールを決めるということ。

なんとなく使いがちな方向性という言葉は、便利なようで危険な言葉なんですよね。

たどり着きたい場所が決めずに方向だけ決めて旅に出るとかふつうないじゃないですか。

量をこなそうとすると得てして方向性だけをなんとなく決めてスタートしてしまうことがあります。すると、どこまで進んでいるのか、現在地がわからないのでPDCAがうまく回らないんです。

目的地を決めて、現在地との差分を意識すれば、その差分を埋めるべく量をこなしていけばいいのです。

下手なら下手なりにトレーニングを繰り返す

ブログでもサッカーでも勉強でもなんでも同じですが、下手なら下手なりにトレーニングを繰り返すしか上達する方法はありません。

下手だから人に見られるのが恥ずかしいという人もいると思います。

その気持ちはよくわかりますが、そこを超えない限りは上達はないわけで。

記事を見られるのが恥ずかしいから公開しないという人は永遠に読まれることがないし、シュートを外すのが恥ずかしいからシュートを撃たないという人は、シュートが決まることもないですよね。

実際には、誰も自分のことなんて気にもとめてなかったりします。

ブログを書いて、そもそも検索にかからないとか、読まれずにスルーされるとかだとしても、別に痛くもかゆくもないし。

検索にかかって、誰かに楽しでもらうとか役にたつようになりたいのであれば、とりあえず、できるようになるまでトレーニングを繰り返すしか道はないんです。

ただそれだけ。

ゴールを決めて、下手なら下手なりに頭を使いながら、ひたすら量をこなす。

これだけを頑張るだけでも、ある程度のところまではたどり着けるんじゃないかなぁと。

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この記事を書いた人

BridgeBookBridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。