普通列車こそグリーン車に乗る。時間と空間を買う。

普通列車のグリーン車に乗る!

最近、あるクライアント先との往復に普通列車のグリーン車を利用しています。

グリーン車の乗車時間は片道40分程度ですが、もはやグリーン車抜きの移動は考えられなくなりました。

普通列車のグリーン車と料金は?

普通列車のグリーン車

グリーン車というと新幹線や特急列車というイメージがありますが、普通列車にもグリーン車があります。

JR東日本では東京近郊区間を中心にグリーン車を展開していて、湘南新宿ラインや東海道本線、横須賀線、高崎線、宇都宮線などに連結されています。

僕は湘南新宿ラインの池袋から横浜までの区間を利用しています。

グリーン車は通常の運賃に加えて、平日であれば、乗車前に770円の利用料を払うことによって利用できます。乗車後に利用料を支払う場合には1030円と割高になるので、僕はホームでの待ち時間にモバイルSuicaで購入しています。

普通列車のグリーン車に乗るメリット

普通列車のグリーン車

新幹線や特急列車のグリーン車は、グレードアップ感が強いので「贅沢」なイメージを持つ人もいるかもしれません。僕も新幹線に関してはグリーン車じゃなくてもいいかなとは思っています。

ですが、普通列車のグリーン車は新幹線などとは性格が異なり、追加料金を払ってでも利用する価値があると考えています。

一番のメリットは時間を有効に使えるということ。

乗車する区間にもよりますが、朝の通勤ラッシュの時間帯でも座席に座れる確率が高いので、仕事をしながら移動することができます。僕は7時台に利用していますが、これまで座れなかったことはありません。

満員電車でぎゅうぎゅうになりながら運ばれていくのではなく、その日の仕事の組み立てや準備をしながら移動できるので、ストレスを感じることもなく有意義に時間を使うことができます。

帰ってくる時も、打ち合わせの内容を整理しながら移動できます。

そのクライアント先への移動時間はドアトゥドアで1時間半程度。首都圏といえども、1日の稼働が8時間だとしたら、移動の3時間、打ち合わせと前後の休憩なども含めると、その日はその打ち合わせだけでほぼ1日が終わってしまいます。

これじゃぁ、普通に仕事は終わらない…。

なので、移動時間中に進められるものは進めておきたいんですよね。

座席にはテーブルがついているのでPCを使った作業もできるので、その他のプロジェクトの確認や指示をしながら移動できます。移動中にも仕事を進められるのは本当に大きい。

寝不足の時にはたとえ数十分でも体を休めながら移動できるというのも大きなメリットでしょう。

グリーン車に乗って時間を買う

僕はグリーン車に乗ることで時間と場所(作業スペース)を買っています。さらに言えば体調のコントロールや仕事のパフォーマンスも買っていることになります。

往復で1540円の追加費用がかかるわけですが、それ以上のリターンがあればいいわけですね。月に4回打ち合わせに行くとしても6000円程度だし、そこをケチって時間に追われたりパフォーマンスを落とすとかないかなと思っています。

お金をかけた分、効率的に早く仕事が進めば、ほかの仕事を入れる時間が生まれたり、仕事以外のことをする時間を生み出すことができます。

このような考え方から、都内を移動するときには、タクシーを使うこともあります。移動中に確認をしたり指示を出しておけば、自分がプロジェクトのボトルネックになることを防ぐこともできます。

僕自身、こうした考え方はある意味理想論だと思っていました。サラリーマン時代は通勤時間を含め、移動時間は何も考えずに頭を休め、心を整える時間だと考えてみたり(笑)、グリーン車やタクシーは贅沢だと思っていました。

でも、考え方を変えて実際に利用してみると、そうした考え方は移動にかかわらず、ありとあらゆることの可能性を狭めていたことに気が付いたんですよね。

時間に投資をしてリターンを得ると考えるようになってからは、効率化についての考え方にも変化が出てきました。

ビジネスでお金を使うということは、すべて投資です。使ったお金以上に戻ってくるのであれば積極的に投資をしていくべきだなぁと。

そうはいっても、やっぱり「贅沢」だという人は、普通に移動すればいいかなと思います。

空間を買えば作業もできるし、混雑のストレスからも逃れられる

普通列車のグリーン車

今のところデメリットというデメリットは思いつかないのですが、しいて挙げるとすれば、指定席ではないので乗ってみないと席に座れるかがわからないということ。

ただ、先ほど書いたように今まで座れなかったことはないので、デメリットとして実感はできていません。

たとえ座れなかったとしても、ほとんどの乗客が降りる駅があるので、そんなにナーバスにならなくてもいいかなと思っています。

デッキに立つことになっても、普通車両の夏場のぎゅうぎゅう詰めに比べれな全然マシです。夏場の満員電車のストレスはヒットポイントを確実に奪っていきますからね。

空間を買うことで作業スペースを手に入れられることに加え、ストレスからも逃れられます。

まぁ、あとは作業に没頭しすぎて降り損ねそうになったことが何度かあるので、そこは要注意です…。

まとめ

首都圏でも中距離の移動であれば、グリーン車などを積極的に活用して、時間を買うという感覚を持ちたいものです。

目先の追加料金にとらわれることなく、何となく過ごしていた移動時間を有意義に活用することができれば、生産性は確実にあがります。

夏場はとくに満員電車のストレスからも逃れることができるので、それはそれで大きなメリットですね。

グリーン車では寝ている人も多いけれど、働いている妊婦の方の利用も結構目にします。

どこにメリットを感じるかは人それぞれだけれど、普通列車のグリーン車に乗ることは投資対効果は十分あると感じています。

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この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。