パソコンによる肩こりと頭痛を解消するためにPCスタンドを試してみる!

パソコンを使う時の姿勢

最近、肩こりと頭痛がひどいんです。特にこの数週間は頭痛がひどいったらありゃしない。

作業をしていると目の奥がジジジと痛み出したり、寝ていても朝方に頭が痛くて目が覚めて、薬を飲んで寝直したりという感じです。

といっても激しい痛みでもなく、奥の方で鈍くうずく感じとでもいうか。

ただ、思い当たる節もいろいろとあるんですよね。

パソコンによる肩こりと頭痛は血行が悪くなって起きる

調べてみると頭痛は、肩こりや眼精疲労などによって血行が悪くなって起きるみたいなんですよね。肩や首、目のまわりの筋肉が緊張し、収縮することで血流が悪くなり、酸素が行き届かなくなるというのが頭痛が起きるざっくりとしたメカニズムです。

僕の場合は、単純にパソコンに向かう時間が長いというのもありますけど、さらにものすごく姿勢が悪いのが原因じゃないかと…。ふと気づくと完璧にエヴァのポーズをとっているんです。

こんな感じ。

パソコンを使う時の姿勢

絵で見ただけでも具合が悪くなりそうですが、僕はもっとひどいですけどね…。さらに肘を曲げて顔をディスプレイに近づけているはずです。

こんな風に長時間姿勢が悪いまま過ごして、そのまま寝てしまうので、血行が悪いのが朝方ピークに達して目が覚めるんじゃないかと思っています。

思い返せば、長時間車の運転をしている時にも頭痛になることがあるので、血行が悪くなって頭痛が起きるというのは納得感があります。

とりあえずは、「血行をよくすること」を考えればいいのかな。

目指すはこんな姿勢です。

上の二つは今回買った商品の箱についていたものですが、まさにコレ!って感じです…。

肩こりと頭痛を治すには正しい姿勢をとること

知り合いの整体の先生に聞くとただマッサージをしたくらいじゃ治らなくて、今の曲がった状態を矯正することと、正しい姿勢で作業をするようにする必要があるとのこと。確かにその通りだ。

矯正については今度会った時に診てもらえるようにお願いをして、自分一人でできることとして、まずは姿勢を正すための作業環境を整えることにしました。

毎日のことだから、頭痛の原因となる物理的な要素は改善しないと。

背筋を伸ばして正しい姿勢をとる、一定時間で体を動かすなどの「心がけ」も大事ですが、そもそも物理的にディスプレイと目のや手の位置が合ってなければ、窮屈な体勢になってしまうのは自然なことです。

iMacと自作Windowsの方はほぼ目の高さに合った位置にディスプレイがあるのですが、問題はノートPCの方です。見下ろすようにして作業をしてますからね。

ノートPCスタンドでディスプレイの高さを調節する

というわけで、今回は、ノートPCを台座に載せて目の高さに合わせるノートPCスタンドを購入してみました。いろいろなメーカーから出ていますが、ノートPCを載せた時の高さがしっかり確保できること、堅牢性、デザインの3点から検討をしてSpinido® ノート PC スタンド silver (TI-Station)に決めました。

アルミ製のボディは堅牢性、バランスもばっちりで思った通りの商品です。

もちろん高さもバッチリです。モバイル用に購入してほとんど使っていなかったワイヤレスキーボードと、メインのiMacで使っているMX Masterのチャネルを変更して使うことにしました。

写真はリビングですが、実際には仕事部屋で使います。

これが思っていた以上に姿勢を正すのに効果があるんですよね。物理的に高さが合っていることに加え、ディスプレイと目の距離が確保できるのが素晴らしい…。少なくとも15インチのMacBook Proでは効果覿面です。

あとは良い姿勢を心がけることと、一定時間たったら体を動かしてリフレッシュすることですね。

ただ、12インチのMacBook、DELLのXPS13のようにディスプレイのサイズが小さく解像度が高いマシンだと単純に字が小さくて見えにく…これは仕方ないですね。

解像度が高いコンパクトマシンには冷却スタンドでキーボードに角度をつけてみる

MacBookやXPS13の一番の解決方法は外部ディスプレイに出力することです。僕の環境の場合、スタンディングデスクの方にはDELLの24インチモニタが載っているので、そっちに出力すれば高さも画面と目の距離も解決します。

が、しかし。

いつもいつもノートPCを外部ディスプレイにつなげて使うというのも考えにくい。というわけで、少しでも姿勢を良くする方法は…と考えてアイテムを探していた時に見つけたのが持ち運び式の冷却スタンドです。

そういえば、熊本に出張で通っていた時に北九州チームの人が使っていて、背筋が伸びていたなというのを思い出したので、僕も購入してみました。値段的にもお試しで買える額ですし。

同じくらいの値段で同じような形をした商品がたくさんあるので、どれを選んだものか…という感じだったのでエイヤ!で決めました。

OBSON™ ノートPC・タブレット 冷却スタンド アルミニウム製 JB435

で、届いたのがこちらです。

手のひらにすっぽり収まるサイズなので、持ち運びもOK。約50グラムだそうです。

こんな感じで使います。

実際に使ってみると、マシンの高さやディスプレイと目の距離をどうこうしてくれるものではないのですが、キーボードに角度がつくことでタイプしやすくなるので、多少は姿勢の改善に効くかも…という感じです。

MacBookとXPS13を外部出力せずに使う時には、姿勢を保つことの「心がけ」が何よりも大切ってことか…。うーむ。

タイプしやすくなるのはもちろん、冷却効果が期待できるで、ノートPCを使うなら持っていてもいいアイテムかなとも思います。

ストレッチポールで姿勢をリセットする

わが家には以前買ったストレッチポールがあるのですが、リビングに置いてあって、目に入った時に体を伸ばす程度にしか使っていませんでした。

このストレッチポールをちゃんと活用すれば、同じ姿勢を保って緊張した体の脱力をすることができるので、毎日、作業の合間に3回くらい体を伸ばしています。

これが意外にいい!

筋肉の緊張状態をほぐすことで血行がよくなるかなと思って始めたのですが、1日に数回脱力する時間をつくることで、疲れが取れるだけではなく頭もスッキリします。

きっと運動をするのも同じような効果があるとは思うんですけど、作業の合間に走るとか運動をするのは僕の場合は現実的ではないので、これくらいがちょうどいいなと思っています。

パソコンを使って仕事をする人は環境に投資をしよう

いつもは作業効率の視点からガジェットを購入することが多いのですが、今回は頭痛を解消するためにできることを探してアイテムを購入してみました。

直接的な効率をもたらしてくれるアイテムではないのですが、仕事の環境を整えてみると、効率よく仕事をするにも体調管理って大事だなぁと痛感しています。

パソコンを使って仕事をする人は作業環境にも投資をすべきですね…。MacBookとXPS13対策は引き続き考えてみようと思います。

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この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。