社会保険の調査は人任せにせずに自分で行くといいよ。
行って来ましたよ、社会保険の調査。
「健康保険・厚生年金保険被保険者の資格及び報酬等の【来所】調査の実施について」という案内が年金事務所から送られてきてたんですよ。
社会保険料はちゃんと払ってるのに事務所で調査か…と思ったのですが、これは被保険者が適正かどうか、届出している報酬額が適切かどうかを確認するという調査のようです。
調査って聞くとやっぱりちょっとドキドキしちゃいますね。
ひとり社長なら自分で行ってみるといいと思う
たくさんの人を雇っているなら別ですが、ひとり社長なら自分で行ってみるといいかなと思いました。少なくとも1回くらいは。
この手の書類を書くにあたっては、わからないことも出てくるものですが、ネットを使えばほとんどのことは解決します。強いて言えば、あっているかどうか自信がないくらい(笑)。
郵送の時よりも準備すべき書類は増えますが、源泉所得税を納付していれば領収証書は手元にあるし、ひとり社長であれば用意すべきものはそんなに煩雑ではなかったりもします。
賃金台帳や労働者名簿などの書類はネットで探せばWordやExcelの無料テンプレートがたくさんあるので、それを使えば良いと思います。
ただ、実際に記入する内容そのものはたいしたことがなくても、素人には言葉の意味が捉えにくかったり、どこまで書けばいいのかがわからなかったりするので、その辺がストレスですね。
そんなわけで、行って来ました。
年金事務所は社会保険の加入の時にも来ているので、初めての場所じゃないという不思議な安心感。駐車場も最後の一台分のスペースが僕のために用意されていたかのように空いていました(笑)。
中に入ると職員の方が会場の場所を案内してくれたので、ほんのちょっぴり緊張しながら階段を登ってそちらの会議室へ。
書類をチェックしてあっけなく終了。
会議室へ着くと先客が3名ほど。番号札をとってパイプ椅子に座って順番を待ちます。僕の前の人が数分で終わって出て行ったので、待ち時間は10分くらいかな。
調査官の方が椅子のところまで迎えに来てくれて、ブースに入って調査スタート。
書類を渡すと、記入されている数字が正しいかどうかを指差しでチェックして、賃金台帳や源泉所得税領収証書などを確認して、終わり。
たぶん5分もかからなかったと思います。
あまりにもあっけなくて、正直拍子抜けしてしまいました。
一度経験しておけば今後のためになる
自分で準備をするのは、正直なところ面倒です。売上につながる活動でもないし。
でも、実際にやってみてわかるのは、素人なりにも社会保険の知識も増えるし、今後のためになるということ。
なんでもそうですが、問題が起きた時に現状把握をするのではなく、つねに現状把握をしておけば、問題が生じる前に対応できるのでリカバリーの範囲が小さくて済みますからね。
今までは毎月納付書が送られてきて、機械的にネットバンクからペイジーで納付をするだけでしたが、今後どんなことに注意をしておけばいいのかも何となくアタリがつくようになります。
算定基礎届は毎年のことなのですが、これはお金を払って人にやってもらうことじゃなかった…ということを痛感しました。これで数万とか…ねぇ。
今後はもう自分でやります。
なんでもかんでも自分でやるというのは賢い考え方ではないけれど、従業員のいないひとり社長であれば、これくらいのことは自分で対応しても全然大丈夫だし、むしろ自分でやるべきじゃないかと。
とりあえず、これでまた経験値があがったよねという感じです(笑)。
おまけ
今日は年金事務所の後に陸運局に行って、父から譲り受けた車を自分の名前へと名義変更をしてきました。予約してあったナンバープレートを受け取って自分で付け替えたり、これもまた初めての体験でしたが、委託するとこれも数万かかります。
名義変更は陸運局での手続きよりも父に譲渡証明書や委任状を書いてもらったり、警察署に車庫証明を取りに行ったり、区役所に行って印鑑証明を取ったり…などの書類を用意するのが面倒臭いんですよね。
あとは保険関係も面倒です…。
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