【PR】treVolo U BenQ初の語学学習専用Bluetoothスピーカー レビュー

BenQ treVolo U

BenQ台湾本社様より、「treVolo U」という新製品のスピーカーをお借りし、約3ヶ月ほど使わせて頂いたのでレビューします。

マイペースながら、ちょうど僕自身が英語学習に取り組んでいたのと中学生の娘も英検のための勉強をしていたところだったので、じっくり試すことができました。

実際に使ってみて僕が感じたこと、娘の感想などをお伝えしたいと思います。

treVolo Uは声を聴くことにフォーカスをあてた「声用スピーカー」

treVolo U

treVolo Uとは、BenQ社による語学学習用のBluetooth スピーカーです。

語学学習専用のスピーカーというのはこれまでに聞いたことがなかったので、どんな製品なんだろうと興味をもちました。

この製品の大きな特徴は、人の声を強化してはっきり聞くことができることですが、それ以外にも音量を自動的に調整して聴力を守る機能が備わっているのも注目すべきポイントです。

通常のスピーカーと同様に音楽を聴くこともできますが、音声モードを切り替えることによって「声」を聴くことに特化した「声用スピーカー」として使うことができます。

イコライザなどでボーカルを強調するのとは違ったクオリティで人の声を聴くことができるので、語学を学ぶ際にはぴったりのスピーカーだなと感じました。

学習シーンに合わせて選べる3つの音声モード

treVolo Uの3つのモード

treVolo Uには次の3つの音声モードが備わっています。

  • 音楽モード
  • 動画学習モード
  • ライブ学習モード

普段使っているノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドフォンでは、アプリ側の設定でシーンを切り替えることができますが、treVolo Uはスピーカー側のハードウェアキーで簡単に切り替えられるので学びながら使うのにとても便利です。

どのモードを使っても音がキレイなことに驚きます。高音と中低音の2つのスピーカーが異なる音域や音色を再現する構造になっているので、女性の話者や男性の話者の話す声質もそれぞれ違いがわかり、臨場感をもって聞くことができます。

音楽モード

いわゆる普通のスピーカーとして音楽を聞いたりするのに使うモードです。普通のと書きましたが、コンパクトサイズのスピーカーなのに高音と低音がしっかり聞こえて予想以上のいい音で正直驚きました。小さいスピーカーだと低音が弱く乾いた音のように感じるのですが、treVolo Uは厚みがあって素直に「音がいい!」と感じました。数年前に買ったBluetoothスピーカーを持っているのですが、treVolo Uの方が小さいし断然いい音です。

動画学習モード

僕がふだん使っているのはこの動画学習モードです。Youtubeのチャンネルを見て勉強することが多いのですが、人の話す声を強化してはっきり聞こえるようにしてくれます。空気音や唇歯音、舌音など、聞き取りにくい音をしっかり聞こえるように再生することができるので、シャドウイングをしながら練習するのに本当にありがたい機能です。

娘もこのモードで教材を見ていました。

また、洋楽などを聞くときにもこのモードを使って、口ずさんだりするフレーズを繰り返し聞きながら発音の練習をしたりもします。

ライブ学習モード

こちらは人の声がはっきり聞こえるモードです。エコーを消してライブ学習に最適とのことですが、リアルタイムで先生に教わる機会がなかったので、僕はこのモードが狙っている使用方法としてはあまり活用できていないと思います。YoutubeなどのBGMやエフェクトがかかった動画をこのモードで聞くとかえって聞こえづらくなるように感じました。

このモードの特徴はとにかくはっきり聞こえることなので、Youtubeでもマンツーマンで教えてくれるようなタイプのチャンネルでは、単語と単語のつながり方などを何度も聞いてシャドウイングするのに重宝しています。連続する単語によって全然違うフレーズに聞こえたりするので(笑)、集中して聞き取るのには適しているモードだと思います。

動画学習モードやライブ学習モードを使ってみて感じたのは、エコーキャンセラーやclear soundなどの優れた音声処理機能のおかげで人の声がとても聞き取りやすいので、「聞く」だけではなく、シャドウイングのように「話す」ことにも効果があるということです。

treVolo U独自の耳を守るスマートイヤープロテクト技術

このスピーカーの独自の機能の一つにスマートイヤープロテクト技術があります。

簡単にいうと、スピーカーとユーザーの距離を把握して耳に心地よく、聴こえやすい最適な音量を設定することで聴力の低下から守ってくれるという機能です。

聴力を守るセンサー

右側の黒く丸い部分がセンサーで、ここで使用者との距離を測定します。

スピーカーの音量は自分で設定するものと思っていたので、この機能を初めて使った時はちょっとした衝撃でした。距離によってスピーカーが自動的に音量を調節してくれるんですよ?

ヘッドフォンやイヤフォンならプリセットで音量調整できるのは想像できるけれど、スピーカーが距離を測って調整してくれるんですからね。驚きです。

実際に音量はどうかというと、なるほど、これが適正なボリュームかという感じでした。確かに大きすぎも小さすぎもしない。

これは使い続けるとすごさがわかるというか、馴染んでいくというか。3ヶ月の試用期間中でも、いつも快適な音量を設定してくれるので、だんだんと意識しなくなっていきました。逆にすごいですよね。

バッテリーが長持ちする充電式のスピーカー

treVolo Uは充電式のスピーカーなので、本体だけを気軽に持ち運ぶことができます。僕は自分の仕事部屋で、娘は主にリビングで使っていました。たまに自分の部屋でも使ってたみたいだけど。語学学習用のスピーカーで、子供も使うことを考えると充電式で持ち運びやすいというのはとても重要だと感じています。

treVolo UとiPhoneのサイズ比較

iPhone 13 Pro と比べてもこのサイズ感!小さい!充電式のワイヤレススピーカーなので好きな場所で使うことができます。

コンセントから電源を取るタイプだとコードの抜き差しが面倒になって、据え置きスピーカーと化しますからね。で、場所が固定されるとだんだんと使わなくなっていきます…。

約760gほどの重さがあるので、安定感があって良いのですが、持ち運ぶのにはちょっとだけ重いかなと感じました。

12時間連続再生に対応しているので、使用中に充電が切れたという経験はありませんでした。付属の充電器を使用すると3時間で80%の充電が可能なのも嬉しい。treVolo Uの専用スマフォアプリを使うと機能はもちろんバッテリーの充電状態も把握できます。

使用した率直な感想

treVolo U

スピーカーとしては新しいコンセプトの製品だと思うので、語学学習に興味のある人はとにかく使ってみて欲しいと思います。

動画学習モードは思っていた以上の聞きとりやすさで驚きました。僕の場合、PCに接続済みスピーカーやヘッドフォンは低音を強めに設定していることもあり、英語の発音がこもって聞こえる傾向があります。ふだん聞き取りにくいなぁと何度も聞き返すフレーズなどは、treVolo Uが断然聞きやすいです。

気になるのは値段設定。普通に音楽を聴くためのスピーカーとして使うならちょっと高いかなと感じるかもしれませんが、語学学習用の専用スピーカーとして本気で自分や家族の語学学習のために!ということであれば、29,900円という価格は妥当かなと思います。今まで聞こえにくかった音が聞こえるというだけでも価値があります。

あとは、カラー展開には期待したい。おそらく子供の利用を想定してのカラーだと思うのですが、大人も使うことを考えると白や黒などのバージョンがあっても良いかなと思います。

娘にも感想を聞いてみたら、スマホで聞くよりもクリアに聞こえるので発音がわかりやすいと言っていました。娘もYoutubeの英語のチャンネルを見ることも多いので、動画学習モードがメインでした。

また、自分の部屋では音楽を聴くのにも使っていたようなので、しれっとマイスピーカーにしようとしていました。音楽モードと動画学習モードを切り替えられるのがいいとのことです。

最後に公式サイトとAmazonへのリンクを張っておきます。Amazonでは在庫切れのようなので、公式サイトを訪問してもらえれば。

treVolo U 公式サイト:https://bit.ly/3Ox1UEF

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0B63HVD1W

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この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。