MacBook Pro 2017 13インチレビュー。12インチのMacBookと比べてどうなの?

MacBook Pro

MacBook Pro 2017 の13インチモデルを使い始めて1週間くらいになります。

手元にはGW頃に購入した12インチのMacBookもあるのですが、2016年のモデルはCPUとメモリのパワー不足が否めないところがあり、出張に持ち出すには不安がありMacBook Proの導入を決めました。

MacBookもテキスト作業やブラウズであればほとんど不満もなく、軽くてコンパクトなボディは持ち歩くのもまったく苦にならない愛すべきマシンです。ただ、出張先で何か重ための処理をすることになったら…と考えるとちょっとね。

MacBook ProとMacBookをスペック的に比較することには意味がないと思うので、手にした印象や使ってみた印象の違いについて書いてみようと思います。

MacBook Proを手にしたファーストインプレッションは?

そんなこんなで届いたMacBook Proを手にして最初に感じたこと。

それは、

でかくて重い。

MacBookとの比較

ついでに言うなら、

厚い。

MacBookで甘やかされ過ぎですかね…。

あ、両方とも下が新しいMacBook Proです。上はMacBook。

いや、本当は重くなんかないし、厚くなんかないんですよ。きっと。

15インチのMacBook Pro (Late 2013)なんかに比べれば全然軽いし。

それでも、MacBookを手にした時のインパクトがすごすぎたので、MacBook Proの第一印象はこんなんでした…。

こうして人はダメになっていくんだな。

ちなみに13インチのMacBook Proは1.37kg。15インチのMacBook Pro(Late 2013)は2.02kgで、MacBook(Early 2016)は0.92kgです。

実際に今回は東京から北九州、大阪、そして東京へ戻るという出張にMacBook Proを持ち出しましたが、持ち運ぶ時の400gは数字で見る以上に体感値として違いますね。

MacBook Proのコンセプトはとりあえず全部入り。

とはいえ、MacBookとMacBook Proは用途が違います。

今回購入したMBPのコンセプトはとりあえず全部入りです。Core i7にメモリ16GB、512GBのSSD(1TBはさすがに無理でしょう…)、これ一台あれば何とかなるでしょという感じ。

Creative Cloudを始めとするアプリをがっつりインストールしまくったんですが、設定も含めなかなかセットアップが終わりませんでした…。

今もバシバシ使っている15インチのMBP(Late 2013)もかなりいいマシンだなと思うのですが、やっぱり重いしデカイ。ふだん使いだと持ち運びのカバンを選ぶし、出張の時にはやっぱり重いのはしんどいんですよね。乗り物での移動が多いとはいえ、じわじわときいてきます。

そんなこともあって、持ち運べる全部入りのハイスペックマシンが欲しかったんです。MacBookよりもちょっと大きくてちょっと重いとしても(そして高いとしても…)、何でもできるというMacBook Proの安心感は半端ないです。

このマシンがあれば何とかなるかなという気にはなります。

こればかりはMacBookでは手に入れることができないんですよね。

また、実際には12インチと13インチのモニタサイズは思っていたよりも違いを感じます。たかが1インチとはいえ、画面が広いというのは作業効率が変わってきますね。

これが13インチと15インチとなると、画面の大きさや重さのトレードオフになりますが、持ち運ぶことを考えると僕的には13インチが妥当かなと感じています。

カフェで作業をする時に占有するスペースが違うし、新幹線の中だとさらに圧迫感はさらに顕著になります。

13インチのMacBook Proと12インチのMacBookを使い分ける

もともと、MacBookは11インチのMacBook Airのリプレイスとして購入しました。

で、今回の13インチのMacBook Proは15インチのMacBook Proのリプレイスです。15インチの方も普通にまだまだ使いますけどね。

もともとコンセプトの違うマシンをリプイスしたらモニタサイズが近くなっちゃったんですけど、この2台には求めるものが違うので、MBとMBPは使い分けることになるかなと思います。

何かを検討したり決める打ち合わせの場合は人がメインなのでiPad ProとSmartKeyboardでも十分です。議事録やメモが取れればOK。でも、アウトプットも重要になってくるプチプレゼンなんかの場合はiPadでは心許ないのでMacBookが必要です。

さらには、本格的なプレゼンやその場でちょっとした動作を見せる時や、開発や制作のプロジェクトメンバーとの打ち合わせの場合はMacBook Proかなという感じかな。

大は小を兼ねる的に全部一台でやればいいのにとも思うんですけど、残念ながら持ち物はなるべく軽くしたい病にかかってしまったんですよね。もう戻れません。カメラなんかもそうですけど、身軽になると行動範囲が広がりますし、行動力も増しますからね。

はいはい、すべては物欲主義者の言い訳です。

でも、これから買うのにどちらがいいかなと思っている人であれば、メモリを16GBで揃えたらあとは用途と重さで決めればいいんじゃないかなと思います。

軽さが正義なのか力強さが正義なのかは用途次第ですよね。

新しい機能はまだそんなに試していないけど良さそうな雰囲気

タッチバー搭載モデルを買ったのですが、なんか不思議な感じですね。これ。

ボリュームをの上げ下げに液晶がいるのかという気もしますが、ThinkPad X1 Carbonの同じような機能の液晶よりは全然いいです。だけど、必然性はあまり感じないみたいな。

これがMacBookとの優劣にはならないですね。

タッチバー

実際のところ、ここに文章の候補(?)が出ても使わないし、そもそもあまり見ないかなという気もします…。

MacBook ProのTouch IDによる指紋認証は便利!

あとは指紋認証によるログインはやっぱり便利です。DELL XPS13は指紋でログインするし、ThinkPad X1 Carbonも指紋認証なので、慣れちゃうとパスワードを入れるのが本当に面倒になっちゃうんですよね。

パスワードくらい入れろよという気もしますが、慣れとは本当に恐ろしいものです。

最初、指紋でログインするのをすっかり忘れていて、アイコンをクリックしてもパスワードを入れる窓が出てこなくて焦りましたけど…。

っていうか、そもそも電源ボタンがないことに気がつきさらに焦りましたけど。MacBook Proはディスプレイを開けたら電源が入るんですよね。これはちょっと不思議すぎるけどな…。

ちなみにTouch IDによる認証にウルトラ感動したのは、マシンのセットアップの時です。とあるアプリにアドオンをインストールするのに一回一回パスワードの入力を求められて辟易としたんですけど、これが指先のタッチで済むとは!

いや〜20本くらいありましたからね、そのシリーズ。

たぶん、他にもナイスな機能やスペックアップによる素晴らしい体験がいろいろあると思うので、それはおいおい確かめていこうかなと。

そうそう、一つだけ、スピーカーの音はかなりいい感じでした。

アプリのインストール中にiTunesで音楽を聴いていたのですが、MacBookのスピーカーもクリアで素晴らしい音だなと思っていましたが、MacBook Proも素晴らしい。

iPad Pro 10.5のスピーカーもものすごくいい出来だし、最近のアップルの音に対するこだわりは素晴らしいですねー。

一緒に買ったものたち

MacBook ProにしてもMacBookにしても、さらにはiPhoneもiPadも本体だけというわけにはいかなくて、フィルムとか細々としたものに意外にお金がかかります。

今回は一緒に買ったのはこんなものです。

プライバシーフィルム

外で仕事をするなら絶対に必要。特に長時間移動の新幹線の中ではこれなしにMacを開けません。

たいした情報を扱ってないにしても、パソコンの画面を人に見られるのは気持ち悪いんですよね。これはノートPC買ったら必ずセットで買うマストアイテムですが、毎回いいお値段です。

キーボードカバー

キーボードを保護するためにつけるのではなく、持ち運びの時に液晶を守るために使います。MacBookを買う時に調べていたら、キーボードが液晶にあたってコーティングが剥がれる例をたくさん見たので、移動時にはつけることにしています。

カフェなどの人がいる場所ではカバーをつけて使うとキーのタイプ音が静かになるので、実は結構重宝しています。

今回買ったのは密着度というか粘着度が高く、吸い付いて離れないので結構いいかも。

ケース

持ち運びの時に入れるケースも書いました。使っていない13インチ用のケースがあるのですが、サイズが合わないっぽかったので。同じ13インチでもそれだけ小さく薄くなったということですよね。

とりあえずは、ガシガシ使ってみます。

Don’t think. FEEL!

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この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。