MacBook Pro 2017のキーボードを修理に出したらトップケースが交換になって戻ってきた

MacBook Proのキーボードを修理

MacBook Proのキーボードを修理を依頼した結果、トップケースが交換になって戻ってきました。

キー入力の際のガマンしがたい不具合が解消し、さらにはキーボードばかりかトップケースまで交換になったことで新品気分を再び味わいながら、この記事を書いています。

修理を依頼したMacBook Proのキーボードの不具合とは?

僕のMacBook Proでは次のような不具合が出ていました。

  • Mキーがほとんど反応しない
  • Nキーを1回押すと2回分入力される
  • Bキーが反応しないことがある

今回のキーボードの不具合でわかったのは、1つのキーがおかしくなることでタイピングのリズムがおかしくなって、作業がまったく捗らないということ。

Mキーは10回くらい叩いて1回出るか出ないか。イライラするとかそういうレベルではないですね。

使い物にならいんですけど、Adobe CCなどのアプリが全部入りのマシンなので、外付けのキーボードを使って騙し騙し使っていました…。

そんな矢先にアップルからキーボードリペアのプログラムが発表。

特定の MacBook および MacBook Pro モデルのごく一部のキーボードに、以下の症状 (の 1 つまたは複数) が現れる場合があることが判明しました。

  • 文字が勝手に反復入力される
  • 文字が表示されない
  • 押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない

Apple または Apple 正規サービスプロバイダでは、対象となる MacBook および MacBook Pro のキーボードを無償で修理させていただきます。修理内容はキーボードの検査後に決まります。1 つまたは複数のキーの交換や、キーボード全体の交換が必要になる場合もあります。

思いっきり該当しているじゃないか!

とはいえ、修理に出すと戻ってくるまでには時間がかかるということもあって躊躇していたのですが、他のマシンを使うことにして修理に出しました。

ビックカメラ池袋本店パソコン館 Apple製品修理カウンターへ持ち込む

ビックカメラ Apple 正規サービスプロバイダ

僕は家から近い池袋のビックカメラのApple製品修理カウンターを利用しました。アップルストアは前のお客さんが終わらないとかで、時間になっているのに待たされたことが何度かあったので、修理カウンターの方がいいかなぁと。

ちなみに予約はAppleのサイト経由です。

MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラム

のページから内容をよく読んだ上で、予約をして修理を依頼します。

指定した日時に持っていくと、症状を聞かれ、その場では再現性の検証もなくあっさりと引き取りとなりました。

修理には1週間から10日ほどかかるとのことです。

5日ほどで修理完了の連絡あり

8月22日の午後に修理を依頼して、26日の夜に修理完了の連絡がありました。思っていたよりも早かった。5日ほどで修理できたということですね。

まぁそんなに心配はしてなかったけれど、ロジックボード等は無事とのことなので一安心。

MacBook Proが手元にないというのは不便というよりも不安の方が大きかったかな。

とりあえずブログは戻ってきてからまた書こうと思っていたので、少し間が空いてしまったけれど…。

今回のMacBook Proのキーボード修理の内容

MacBook Proのキーボード修理

受け取りの時に店員さんに聞いたら、僕のMacBook Proは保証期間内なので無償修理だったけれど、修理の内容そのものはAppleのキーボードリペアプログラムで対象となっている不具合に該当するとのこと。

実際の症状とプログラムの内容を見比べても、そりゃ対象となるよなぁと思います。

作業完了報告書には、キーキャップの清掃では改善しないため、トップケースの交換となった旨が記載されています。

トップケースというのはキーボードの周囲のパームレストなどの一体成型のアルミパーツの部分です。

トップケースを交換というのは、キーボードに混入したゴミによる不具合ではなく、キーボードの構造的な不具合ということですよね。

ゴミや埃が原因なら再発する可能性がありますが、構造的な不具合が原因ならもう少しマシかな…。今回のプログラムの内容では根本的な解決にはなっていないという記事も目にしますし。

ちなみに、持ち込まれるのは、C、V、B、N、Mなどのキーボードの手前側に位置していて使用頻度の高いキーの不具合が多いそうです。

CとVキーはコピペで使うし、Nキーは日本語の「ん」にあたるので文章を書く上ではかなりエグい。「反応」みたいなNを重ねる単語は100%ミスる。さらにMキーに関しては僕の場合、苗字の「本」が打てないのは致命的でした。「もと」をを「ほん」と打ってもNのトラップにはまるという…。

キーボードを修理した際にかかる費用は?

さてさて。

もう一つ、気になるのは実際の修理費用です。今回は無償修理とはいえ実際にはどれくらいかかるのもなのか。

トップケースの交換で39800円。技術料が14000円。税込で58104円ですよ…。

トップケースにはバッテリーが内蔵されているので、バッテリーも新しいものに交換されてきたのでラッキーはラッキーですが、普通に修理をしたらかなりいいお値段ですね。

この金額を見ると仕事で使うものだし、Apple Careに入っておいた方がいいんじゃないかという気にもなりますね。

実は、もう一台MacBookも同じような症状が出ているんだけど、調子がいい時と悪い時があって、100%の再現性がないんだよねという相談をしたところ、100%の再現性がないとプログラムの適用にならない可能性が高いとのことでした。

100%再現しないものは清掃対応で返却することになるようです。少なくともビックカメラでは。

アップルストアと正規プロバイダでは対応が異なる場合もあるので、不具合があるようであれば、アップルストアに直接持ち込んでみてはどうかとのことでした。

確かにその方が早そうですな。

今回の学び

不具合を抱えたマシンで作業をするのは本当にストレスがたまるし非効率です。おかしいなと思ったらさっさと直した方がいいですね。

ふだんマシンを乱暴に扱うことはないのですが、毎日使うものだし、キーボードなんかは結構酷使しているんですよね。

今回は保証範囲ないだったけれど、有償対応の場合は結構な金額がかかることもあるので、Apple Careに入っておいた方がいいんじゃないかと思うようになりました。

次回購入する際は入っておくかな。

いずれにせよ、キーボードが復活してよかった!

この記事を書いた人

BridgeBookBridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。