時間は待ってくれない。2018年から本当にやりたいことを始めよう!

決意を新たにするのではなく、行動を。

正月は実家で過ごしています。元旦は妹夫婦も実家に訪れるので、結構飲みすぎたりもするのですが、今年は割と緩いペースだったので、日付が変わった深夜にブログを書く余裕すらあります。

毎年、お酒を飲みながら父親ともいろいろと話すのですが、今年は「父が今思っていること」を聞く中で、僕自身が普段考えてはいるけれど、考えが及んでいないことに気がつくことになりました。

もうね、「何やってるんだ、オレは」という感じです。今年は、改めてスタートする年にしたいと思います。

人生の中でたった一つの悔い

息子(僕)や娘(妹)や、その家族(妻、義弟、孫)たちが集まって、家族で時間を過ごすことは、何にも変えがたい喜びで、大きな幸せを感じるけれど、たった一つだけ、人生の中に悔いがあると父は言いました。

それは、自分が本当にやりたいと思っていたことにチャレンジしなかったことだそうです。

本当は建築の仕事がしたかったんだけど、なんとなく大学は文系の学部を選び、建築の道へ進まなかったことが人生の中で心残りなんだよな、と。

父が建築の道に進みたかったという話は何度か聞いたことはありましたが、それが、75歳を迎えた今、心残りだと言うほどだということを初めて知ることになりました。

本当にやりたい仕事ではなかったけれど、会社員として定年まで会社員として勤め上げ、子供たちを社会に送り出し、新たな家族をつくるというところまでたどり着いて、そのことについては誇らしく思っている。

でも、たった一つだけ、建築の仕事を目指さなかったことだけが悔いが残っているんだよなと。

とはいえ、今から建築の仕事を目指す時間も気力も体力も残されていないというのは、わかっている。

逆に、今となっては、それ以外には心残りもなく、やりきった感がある。だから、毎日、散歩くらいはするようにしているけれど、特にやりたいこともないんだよな、なんて言うんです。

いやいや、そんなことを言ってたらボケちゃうからさ、やりたいことを見つけてやっていこうよ、と返そうと思った瞬間に父はこう言いました。

「おまえは、ワシが毎日何を考えているかわかるか?」

浅はかな僕は

「このままじゃボケるってこと?」

と返しましたが、父はこう続けました。

「歳をとってやりたいことがないと、毎日ただ死ぬのを待っているような気になるんだよ」

と。

父に毎日死を待つかのようだ、なんて言われて、めちゃくちゃ悲しい気持ちになったけれど、言われてみればそうなのかもしれない。

そんなことは今まで考えたことはありませんでした。

現状には満足できないけれど、本当にやりたいことが見つからない。あるいは、やりたことはあるけれど、チャレンジする勇気がない。時間がない。今じゃない。お金がない。

だから、先延ばしにして、あとで考えよう、自信がついたら、お金がたまったら、なんて考えているうちに、時間はどんどん過ぎ去ってしまうんです。

そして、気がついた時には、それらは後悔に変わっているのかもしれません。

やりたいことは今すぐにスタートを切る

僕自身、改めて思い返せば、両親だけではなく、お世話になった方々にも、これまでやりたいようにやらせてもらってきたなと思います。迷惑も心配もかけたし、思うようにいかないこともたくさんあったし、満たされない思いも未だにたくさん残っています。

けれど、自分で選択をして、その時々にはやりたいことをやってきたんだということに気がつきました。そういう意味では、幸せな人生を送ってきたと言えるのかもしれません。

それでも、まだまだやりたいことはあります。40代も半ばに差し掛かり、社会的には決して若くないことも自覚しています。それでも、年齢なんて関係ないし、やりたいことがあれば、人がどう思おうとやるだけという強い気持ちがあります。

なのに。

この1年を振り返ってみると「明日でいっか」「月末までにやる」と先延ばしにして未だに手がついていないこと、「今はまだできない」と勝手に思考停止をしてしまっていることもたくさんあります。

厳密に言うと、やりたいことだけではなく、やるべきこと、やった方がいいこともたくさんあって、正月早々モーレツに反省をしながら、これを書いているのですが、行動量が足りないだけではく、スタートが切れていないものもあります。

休みがあければ、いつもの仕事の流れが戻ってきて、先延ばしにしながら時間は過ぎていってしまう…簡単に想像できます。

今やらないことは、きっと後になってもやらないし、それがいつか父の言うような後悔に変わるのかもしれません。

だから、やりたいことがあるなら、今すぐスタートを切るしかない。ものごとには質も大事だけれど、時には、勢いで始めることも必要だし、スピード感を持って生きていかないとダメなんだ。

父との会話を思い返しながら、そんなことを今、考えています。

僕は父と旅に出る

父と話をしながら、僕のやりたいことが一つ増えました。

それは、父と旅に出ること。

父に他にやりたいことはないのか、と聞いたら、これまで暮らした土地をもう一度訪れてみたいと言っていました。

父の父、つまり僕の祖父は転勤族だったらしく、あちこち引っ越しながら子供時代を送っていたそうなんです。そこをもう一度訪れたいという父の願いを叶えたいと思います。

何箇所あるのかわからないけれど、酒を飲みながら聞いた感じだと結構あったな(笑)。

父も母も元気なうちに。まさにスピード感が必要ですね。これは。

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この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。