DELL XPS13 MLK(9360)はキーボードとトラックパッドが改善されれば最強のWindowsノートになる予感(当人比)
僕は使い込んでテカテカに光るキーボードに萌える派なのですが、僕のXPS13 MLK(9360)はまだまだキーボードがテカるに至っていません。まだまだですな。
購入してから3ヶ月半くらい経つのですが、今回は、XPS13強化月間として使い込む中で感じている率直な感想について書いてみようと思います。
ものすごくいいマシンなだけに惜しいと感じていること
大前提というか、正直な感想として、僕はこのXPS13がかなり気に入っています。このマシンの前に使っていたThinkPad X1 Carbon以上のお気に入りのマシンです。Windowsノートに限っては、一番のお気に入りといってもいいかもしれません。それくらいいい。
CPUのスペックと作業の処理パフォーマンスは同じ時期に買ったMacBook Early2016よりも高いので、外出の時には多少重くてもXPS13を連れ出すこともしばしばです。
今年の夏の家族旅行もMacBookではなく、XPS13を持って行きました。車だったということもありますけど…。
が、しかし、XPS13がMacBookよりも決定的に残念だなと感じているのが、キーボードとトラックパッドなどの入力インタフェースの操作性と精度なんです。
キーボード
キーボードの打鍵感は結構好きな部類なんですけど、文字を打っていても、なぜかリズムに乗れないというか、無心で打ちまくれないというか、他のマシンのキーボードを使っている時よりもタイプミスが多いんですよね。
この辺は作業効率にダイレクトに響いてくる部分なので、どうしても気になっちゃうところです。
XPS13のキーピッチは、15インチのMacBook Pro(Late2013)のキーボードと同じ19mmなので、使い勝手はあまり変わらないんじゃないかなと思っていたんですけど、使ってみると結構違うもんなんだなぁと。
何が違うんだろうと不思議に思ってたんですけど、XPS13の方がキーストロークが浅いんですよね。
Macbookのキーボードもストロークは相当浅いんですけど、バタフライキーボードがよくできているのか、すぐに慣れてしまって、今となってはペチペチというキータッチにも違和感を感じません。
一方で、XPS13のキーボードは、いつもの感覚でタイプをすると思っていたよりも浅いところで止まるのでリズムに乗れないし、疲れます。ストロークが浅いが故に力をうまく吸収してくれないという感じなのかな…。
これは僕が強くキーボードを叩く方だからかもしれませんが、ほんの数ミリの話だと思うんですけどねぇ。長時間の作業をする時には不本意ながらも、使い慣れた外付けのキーボードを使ったりすることもあります。
キーストロークが浅いのが好きという人には合うのかもしれません。
トラックパッド
実は、キーボード以上に厳しいなと思うのがトラックパッドです。MacBookのトラックパッドやThinkPadのトラックポイントに比べると操作性も精度もイマイチな感が拭いきれません。
トラックパッドって、キーボードを叩きながら、ほぼ無意識で操作をするのに近いと思うんですけど、XPS13は反応というか感度が良くない気がしていて、それが結構なストレスになります。
反応がイマイチなので、自然にカーソルを動かしたりクリックしたりという感じでもなく、どうしても「トラックパッドを操作するぜ!」的な感覚になってしまいます。
結果として、キーボードの入力とトラックパッドの操作が分断されるというか。
これも流れに乗れない原因の一つじゃないかと思っています。
そんなこともあって、クライアント先で操作でもたつきたくない時には、マウスを持ち歩くことも多いです。
それから、もう、これは完全な好みの世界かもしれませんが、カチカチというクリック音とクリック感もあまり好きではないかも。少し安っぽく感じるかな…。
キーボードとトラックパッドが改良されれば、僕の中では無敵のWIindowsマシンなんですけどね。。。
XPS13のいいところ・気に入っているところ
僕が現状感じている不満とはキーボードとトラックパッドくらいかなと思います。キーボードとトラックパッドを除けば、不満はないといってもいいかもくらいの勢いです。
アルミボディと幅狭のベゼルが所有する喜びを高めてくれる!
毎日使うものだし、生きるための糧を稼ぎ出してくれる道具でもあるので、僕にとってパソコンは愛着を持って使えることも大切な要素の一つです。
その点XPS13は、スペック的な満足度はもちろんのことですが、アルミボディのデザインがかっこいいし、ベゼルが狭くコンパクトな筐体はぎゅっと中身が詰まっている印象もあり、モノとして所有する喜びを感じます。これ重要。
ベゼルが狭いマシンを一度使うと、他のマシンが野暮ったく見えてしまいますね(笑)。
なんか気持ちいい…。質感のよいパームレスト
長時間使うものなのでパームレスト部分の質感も大事ですよね。Appleのアルミもいいけれど、XPS13のカーボンもなかなかいいですよ。表面がラバーコーティングされたかのような手触り(材質がわからない…)も良いです。
MacBook Proで作業をしていると、パームレストに熱を感じたり、冬場は冷たかったりもするのですが、XPS13は冬場も大丈夫そうな気がします。
フルHDのモニタによる広々とした作業スペース
このサイズなのに1920×1080のフルHDのモニタというのもイカしてます。正直、文字が小さくてきついかな〜と思うこともあるけれど、やっぱり作業スペースは広いに越したことはないですからね。
僕の場合、長時間使っているとエヴァンゲリオンみたいな姿勢になっていることが多いので、注意が必要ですけどね…。
豊富な入力ポート
あとは、入力ポートの豊富なところも気に入っています。USB-Aが2つ(左右に1つずつ)、USB-Cが1つ、さらにはSDカードのスロットが付いているのも嬉しい。
正直なところ、これらのポートが埋まるほど何かを刺しまくることなんてほとんどないんですけど、入力ポートがUSB-Cポートが一つだけのMacBookと比べるとやっぱり便利。
強いて言えば、HDMIポートがないのが残念かな。僕はクライアント先で話す時にはプロジェクタに投影することが多いので、USB-Aを一つ減らしてでもHDMIが付いている方がありがたいかな。今はMacBook用に買ったAppleの純正アダプタを使っています。
まとめ
今までの経験上、DELLのPCは会社で大量購入するマシンだというイメージが強かったので、使い心地や所有感みたいなものを期待したことがなかったのですが、XPS13に関してはそんな印象は皆無です。
僕の中では、MacとWindowsマシンを比べた時には、同じ価格ならWindowsの方がスペックが高いけれど、使い勝手や所有する喜びなんかをトータルで考えるとMacに軍配があがるかな〜と思っています。
さっきも書きましたけれど、キーボードとトラックパッドが改善されれば、無敵のWindowsノートになるんじゃないかなと思っています。入力インタフェースってものすごく大事。XPS13(9360)は本当にそこが惜しい!
ちなみにこの記事は15インチのMacBook Pro(late2013)で書きました…。
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