クラウド会計ソフトFreeeを1ヶ月使ってみた結果、税理士さんを変更することにした。

無料会計ソフトFreee

僕は今年の1月から毎月の経理処理にクラウド会計ソフトFreeeを使っています。

ローカルにインストールするタイプの会計ソフトも持っているのですが、経理処理にマシンを固定するというのが面倒でインストールすらしていません…。

結局、DropBox経由で複数のマシンでエクセルで管理して、決算のタイミングで税理士さんに渡していました。

情報へのアクセスという点では会計ソフトを使うよりも柔軟性はありつつも、やっぱりスマートじゃない。

というわけでFreeeを使い始めたのですが、1ヶ月ほどたって会計素人でも想像以上に使えるということがだんだんとわかってきました。

Freeeは勘定科目のアタリをつけてくれるので登録が簡単。

想像以上に使えるというのは、一応、こういう勘定科目があるよな、というアタリがついていると登録はそんなに苦じゃないということです。

英語なんかの勉強と一緒で単語がわからないと文章が読めないという感じ。

だから、基本的な勘定科目を知っていれば、紐付けて登録するのは簡単です。登録ボタンを押していくだけ。定型的な処理であれば自動化もできるので、一度登録してしまえば次からは登録すらいらないですね。

銀行の口座の入出金はもちろんのこと、クレジットカードともデータ連携をして費目を表示してくれるので、勘定科目を割り振っていくだけです。楽チン。

しかも、登録していく作業は意外に楽しい(笑)。

とはいえ、処理の仕方がわからないこともある。

交通費や会議費、接待費など、現金で立て替えたものについては手入力が必要なくらいで、8割くらいは登録ボタンを押すだけなので、エクセルに入力していた頃に比べれば随分と楽になりました。

そんな風に、誰もが簡単に使えるように作られているので、そのシナリオ通りに進めば何の問題もなく使えるかなと思います。

が、しかし。

問題はイレギュラー処理が起きた時と、こんな風に使いたいというユーザ側のシナリオが発生した時に、どう処理をしていいかがわからなくなるんですよね。

ものごとは何でもそうですが、わかっている人からすれば「そんなの簡単じゃん」ということでも、ヘルプを見てもよくわからん、みたいなこともあれこれ出てきます。

会計的な処理と操作がわからないものがある。

例えば、今僕がわからないのはこんなこと。

  • 退会した某会員サービスが次月も決済処理を行った(まったくもって意味不明です…)ので、さらにその翌月にクレジットカードで返金処理がされた。しかも決算月をまたいでいる。
  • 現金で立て替えた処理だけをまとめて精算するためには、どうやってソートするのが効率的なのか。

よくわからない時は、まとめて「わからない」となっちゃいますけど、そもそも会計的にどう処理すればいいかわからないものと、操作方法がわからないものが混在していることがわかります。

前回サポートにチャットで質問をした時には、なんだかんだで30分かかったこともあり、あとでチャットで質問しようと思いつつ、後回しにしてしまうんですよね…。

Freeeでデータを共有できる税理士さんと契約予定

先日、知人の紹介でお会いした税理士さんがFreeeの登録税理士さんだということもあって、タイミングをみて、そちらの税理士さんとの契約に変更しようと思っています。

今までの僕のようなエクセルを使ったやり方をしていると、何よりも僕自身が面倒だし、税理士さんの仕事も増えるだけです。

今、ちょうど決算処理が山場なんですけど、税理士さんからいろいろと質問を受けて、メールをあさったり、カードや銀行の記録を見直すのがとても面倒だし、時間がもったいない…。

であれば、お互いが共通のツールを使って、適宜、情報や状況をシェアしながら仕事をした方が生産的ですよね。

僕的には、会計処理も操作方法も、わからないことは全部税理士さんに聞いて解決できるので超助かります。

Freeeに対応しているかどうかで、その税理士さんは仕事をゲットできることになるわけだから、こうしたツールを使いこなす力というのは、専門家にとってもバカにならないですね。

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この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。