「休みの日なんだから仕事をしなくてもいいんだよ」と妻は言った。

この週末は1月の疲れがドッと出てかなりダラダラと過ごしました。

アニメを見ながら寝落ちの合間にうたた寝をするみたいな感じでとにかく寝てばかりでしたが、寝てる時間は長かった割には疲れが抜けてない。これはダラダラ検定不合格だな。

そんな週末の終わりの夜に「あぁ、今日まだパソコンも立ち上げてないや…」と呟いたら、「休みの日なんだから仕事をしなくてもいいんだよ」と奥さんは言いました。

たしかにその通りだ…。

たぶん、ここ数週間の詰まりっぷりを見て「休んでいいんだよ」と言ってくれたんだと思います。

ありがたい言葉です。休みの日は仕事を忘れてリフレッシュをすべきだし、その方がいい仕事ができるのは間違いないですし。

ただね、一方で5日働いて2日休むというスタイルにやや疑問があったりもするんですよね。

いい仕事ができるリズムで働き、休む。

日々の生活が充実するリズムで働き、休む。

こんな具合に、どういうリズムで働くかは自分でコントロールしながら生きていきたいなぁという思いがあります。

オンとオフの境界が曖昧であることの幸せ

会社で働いている時は、勤務日や勤務時間があるので、労働時間の対価として給料をもらうという感覚が強くなりがちだけれど(本当は価値の交換だけどね)、独立をしてからは考え方が変わったというか、働くととはどういうことかが自分の中ではっきりしました。

一応僕のところも会社なので、勤務台帳なるものは存在していて勤務日も勤務時間も決まっています。でも、実際には働き方なんて自分でいかようにでもコントロールできます。

必要ならば土日でも仕事をするし、必要がなければ水曜日でも仕事はしないみたいな感じですが(あまりないけど)、そもそも自分がやりたいことをやっているから、どこまでが仕事でどこからが仕事じゃないのかがわかりにくかったりもするんですよね。

クライアントと向かい合う時間や資料を作ったりしている時間だけが仕事でもなく、面白そうなこと、やりたいことの実現方法を考えるというのも仕事だったり。

逆に、スキルアップのための時間は仕事のためというよりも、純粋に自分自身のためという意識の方が強かったりもします。

そうなると曜日も時間も関係ないので、オンとオフの境界はもはや存在しないんですよね。むしろ、その状態に対してはいい意味での諦めがあるし、ある種の生きやすさや幸せすら感じるくらいです。

こんな具合にオンとオフの境界は曖昧だけれど、自分の中で明確な線引きがあるものもあります。

それは、土日はクライアントとは原則連絡を取らないということです。メールはだいたい見ているけれど、基本的にはレスをしません。

誰とも連絡をとらないというのは自分の時間をブロックするうえでとても大切なことだからです。今後もこのスタンスは変わらないと思います。

要はバランスの問題で、すべてをゼロイチでは決められないんですよね。曖昧さを認めてうまくやっていくのが一人でやっていることの一番のメリットかなとも思っています。

とは言いつつも…

今、この文章を書きながら、「休みの日なんだから仕事をしなくてもいいんだよ」というのは、ものすごい癒しの言葉だなぁ、それっていいなぁと改めて思い始めたんですよね。

たまには、カレンダー上の休日に合わせて無条件に仕事をきっぱり忘れる日をつくるというのも悪くないかもしれない。メールも見ない。パソコンも触らない。なんならスマホも見ない。

これはグレートかもしれないぞ。

会社で働いていた頃は、週末は回復のための時間だったけれど、今なら人生を楽しむための時間にきっちりと当てていけるかな。

というわけで、今年はウルトラスーパー完全オフな日を作ってみることにします。

ビバ!奥さん!

Follow me!

この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。