α7IIIのダブルカードスロットの使い方。画像フォーマット別に記録するメリット。
α7IIIはダブルカードスロットになっていて、SDカードを2枚挿すことができます。
これは撮影データのバックアップを取るための機能ですが、他の人はどんな風に使っているのかという興味があるので、まずは自分の使い方を書いてみます。
ダブルカードスロットはバックアップだけではなく
PC取り込み時のメリットも大きい
α7III以外のカメラでは、僕が愛用しているEOS 5D mkIVもダブルカードスロットです。
α7IIIはSDカードが2枚、EOS 5D mkIVはSDカードとコンパクトフラッシュがそれぞれ1枚ずつ刺さる仕様になっています。
どちらのカメラもデータの単純なミラーリングではなく、スロットごとに記録フォーマットを変えて保存をしています。
1枚はRAWデータ、もう一枚はJPGを保存する設定にしているのですが、フォーマット別に保存をすることでPC取り込み時のメリットも大きくなります。
扱いの違うデータを管理しやすい
JPGデータは写真の選定用にビューワーアプリへ取り込みつつ、DropBoxへ自動アップロード。
RAWデータは手動で外付けのHDDの所定のフォルダにコピーをします。こちらはビューワーには取り込まないし、DropBoxへも自動アップロードはしません。このHDDは半年に1回くらい丸ごとバックアップをとっています。
スロットが2枚の場合はこんな感じでデータを管理しているのですが、1枚のカードにJPGとRAWが保存されているとビューワーアプリとDropBoxに両方のフォーマットが保存されてしまうんですよね。
RAWデータはHDDに別途保存しているので、ビューワーとDropBoxのに上がったRAWデータは時間がある時に手動で削除をしたりもしますが、やっぱり面倒臭い。
ダブルカードスロットだとそういった煩わしい作業が必要ないのが嬉しいですね。
動画ファイルは2重化できないので注意が必要
ただ、この方法の場合はムービーのファイルは2重化できないので注意が必要です。
僕はJPGを保存しているカードに動画ファイルを保存していますが、こちらのカードが破損したら動画データについてはまるっとロストすることになります。
まぁ、1スロットの機種は動画に限らず写真についても常にリスクを抱えていることになりますが…。
それが心配なら2つのスロットに同じデータを記録するしかないですよね。
僕の場合は、幸いなことに今までカードの不具合で撮影データをロストするような事態に陥ったことはないのですが、この先起きないとは限らないからなぁ。。。
α7IIIを買い控えていた理由の一つがSDカードとの相性問題だったわけですし、仕事での撮影データはシャレになりませんからね。
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