日々やった方がいいこととやらくてもいいことを分けておく

毎年この時期になると後悔することの一つが決算対応です。

経費の精算は月ごとにやっているのですが、それらをもう一度見直したり、請求や支払いの処理の確認に毎年時間を費やしてしまっているんですよね…。繁忙期なのに。

領収書や請求書の整理と銀行口座の入出金の確認には思いのほか時間がかかります。

決算処理は必要不可欠ではあるものの利益を生み出すものではないので、さっさと終わらせたいものです。 

税理士さんにも「早よ!」と催促を受け続けるのですが、平日はなかなか時間をとることができず週末に回す始末。

で、週末は週末でやりたくないことのトップにランクインするのでなかなか進まず…。で、お尻に火が付いてやっと対応を終えました。(指摘と質問はこれから急ピッチで行われるでしょう…)

毎年同じような思いをしているのですが、なかなか改善できないのはなぜなんでしょう…。

日々やった方がいいこととやらくてもいいことを分けるべし

決算処理は税理士さんにお願いをしているのですが、事前の処理やチェックは自分でもやります。これをためるからいけないんです。

月次の経費処理や決算が楽になるかなと思って昨年Freeeを使い始めたのですが、思いのほか活用できなかったので有料版をやめました。

Freeeは自動仕分けが売りなのですが、僕に必要なのは自動仕分けではないことに今更ながらに気がついたのです。

自動仕分けはカードや銀行口座との連携ができるものが対象なので、交通費など現金で立て替えたものについては手入力が必要です。

で、この手入力が必要なものを後回しにしてしまうことが問題だったので、ツールをうまく活用できなかったんですよね。

経費を使ったらその日のうちに処理をしてしまえば月末にもサクッと精算が終わるのは頭ではわかっているはずなのにやらない。

結局、ツールを使っても税理士さんにお願いをしても、つらいのに変わりはなかったという…。これが一番つらい。ツールで何かが変わると思った自分の浅はかさを呪っています。

こんなことブログに書くのもはばかられる内容なのですが、自分への戒めのためにエントリーしておきます。

というわけで、今までは経理処理は月の最後にまとめてやっていたのですが、これを日々やることリストの一つに加えました。

経費の処理はその日のうちに、経費の精算は月末に。これを徹底すれば、決算月のトホホ状態からは解放されるかな…。

面倒なことはのちのち大きくなってから対応するよりも、小さいうちに解消した方がずっと楽ですからね。

来年の決算が楽になるかどうかを試す1年がかりのプロジェクトですね、これは。

まとめてやった方が効率がいいものもある

逆に日々やらない方がいいなと思うものもあります。まとめて時間をとった方が効率よく作業ができるタイプのものですね。

僕の場合、パッと思いつくものとしては、ドキュメントの作成やコンテンツづくりなどがこれにあたります。

日々のタスクは情報の収集と整理などの素材の準備で、それらを組み立てたりまとめあげるのは一気にやった方が効率が良いです。

この辺は、コツコツやることと試行錯誤を取り違えちゃうと時間を大幅にロスするので、始める前に計画をたてておく必要があります。

段取り八分とはよくいったものだなと思います。

段取りをしっかりやれば、日々やるべきこととまとめてやった方がいいことが明らかになるはずなのですが、決算に関しては段取りもなく一年分をまとめてやろうとするからおかしくなるわけですね。

はぁ。

まぁ、これは税理士さんとの関係性も考えないといけないとなと思い始めているのですが、どこまで行っても、失敗から学ぶことは多いものですね…。

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この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。