毎月の経理処理のために会計素人がクラウド会計ソフトFreeeを使ってみることにした

無料会計ソフトFreee

僕の会社は12月決算なので、今まさにアレコレ忙殺なタイミングです。

一番気が重いのが経費の整理。最終的に決算を税理士さんに一括でお願いするのですが、月々のことは一応自分でもエクセルで管理をしています。

が、エクセルを開くのが面倒くさくて、あとでまとめてやろうと思ってためてしまうんですよね。エクセル開くのが面倒ってどういうことかって思いますが、いやぁ、面倒でしょ。

しかもエクセルは自作のシートなので、費目とか計算式とか入れているけれど、やっていることがなんか家計簿っぽい…。

というわけで、会社のお金として予実を管理するには、やっぱり限界かなぁと思い、今回、Freeeを導入してみることにしました。

経費処理を後回しにするとか、現状把握ができないってことだから、本当はあってはいけないことなんですしね…。

これがあれば税理士さんにお願いしなくてもいいのかというと、そうは考えていません。やっぱりそれはそれ。

ただ単に毎月の経理処理を簡単にして、決算のタイミングでもう一度見直すということをやりたくないだけです。そう、これが目的

 

まずはクラウド会計ソフトFreeeを試してみる

なにはともあれ、試用してみることに。アカウントを取得していくつか項目を入力をしてみました。使い方とかはまだよくわからないけれど、画面もシンプルで直感的にはわかりやすそうな印象です。

数字を入れるだけだとエクセルとあまり変わらないのですが、銀行や法人カードと同期ができるので、手入力の経費もちゃんと入力していけば、今まで別々にやってきただいたいのことが一つのアプリで確認ができるようになります。

これがやりたかった。

今までは、銀行の残高とカードの請求と手入力の経費処理とバラバラに見ていたのがまとまる感じ。

ただ、ネットバンクやカード会社との同期がものすごく時間がかかるんですよね。結構待たされる。

そしてお約束の営業の電話。

もちろん、Freeeは試用をしてもらったら有料サービスを使って欲しいので、お約束の営業の電話がかかってきます。若い女性でした。ちょっとしたヒアリングを受けて、質問はないかというので、経費の処理の仕方について質問をしたらはぐらかされた(笑)。

まぁしょうがないですね。テレアポしているだけなので、会計の知識はさほどないでしょうし。

もう少し突っ込んだ使い方を画面共有を使ってデモで体験できるというので、日を改めてお願いすることになりました。すると、今度はデモ担当の男性から予定確認のメールがきました。都合が悪ければ連絡ちょうだい、と書いてあったのですが、予定通りなのでスルーです。

で、デモの前日になったら今度は、また別の女性から予定確認の電話が…。それぞれ役割があるんだろうけど、人変わりすぎだろ。なんかステップを一つずつ進んでいる感じがするじゃないですか。

そして、デモの当日を迎えました。

画面共有のデモはわかりやすいが、所詮こちらは素人。

結論から言うと、サービスは申し込みました。エクセルよりは使いやすいし、多少わからないことがあったら、それは税理士さんに聞こうかなと思ったので。

使い方の簡単な説明を受けたんだけど、会計のことがまったくわからなくても使えるかというと多分ノーだなと思います。

このサービスを使う人は会社のお金のことを考えている人なので、費目とかまったくわからないということはないんじゃないかなと思うんですけど、やっぱ機能を完璧に使いこなすには理解しないといけないこともあるので、時間がかかりそうですね。

そう意味では、お金以外にも時間という学習コストがかかるかな。そのサポートが欲しければ上位サービスで契約する必要があります。

というわけで、いきなり決算に使うとかは僕には無理です…。

Freeeの良いところ・良さそうなところ

まだ使い始めたばかりですが、現時点で感じてるいいところ。

  • 銀行やカードとの連携で資金状況を把握しやすい
  • インタフェースが見やすく使いやすい
  • クラウドなのでプラットフォームに関係なく使える
  • スマホで使える
  • チャットサポートですぐに解決できる

使っているうちにもう少し便利なことがわかりそうな気もしています。

Freeeで解決できないこと

逆にFreeeだけでは解決できないこともあるんですよね。

仕分けしたいけれど、どの費目にあてはまるのかがわからない、とか。

自動仕訳といっても、そこにはやっぱり限界があって、会計の知識がないと対応できないこともあります。

税理士事務所からの引き落としはどの費目にあてはまるのかがわからなくて、検索をして調べてからオプションで登録をしました。

まぁ、これはしょうがないですね。

そういうことはサポートにチャットで聞きながら覚えていくしかないんじゃないかなと思います。

Freeeはこんな人に向いているかな。

いや、率直な感想としていいサービスだと思うんですよ。クラウド型のサービスは機能追加などのバージョンアップもあるし、僕は便利だと思うんですよね。インストール型じゃないので、いつでもどこでも使えるし、スマホもOKなのが嬉しい。

僕の場合は、エクセルで同じことをやるよりも全然楽だなと思ったので契約しました。

ただ、手放しに楽ができるかというとそうでもないので、ある程度は学ばないといけないかなとは思っています。

Freeeをこれから使う会計素人の方であれば、こんな人は向いているかなと思います。

  • WEBサービスに慣れている人・抵抗のない人
  • 会計の知識が少しはある人
  • 経費の記録とかで楽をしたい人
  • 会計について身近に聞ける人がいる人
  • お金と時間という学習コストを受け入れられる人

細かい機能についてはまた使いながら覚書として書いていこうと思います。

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この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。