iPad Pro 10.5でブログを書くのにUlyssesを使い始めた
iPad Proでブログを書くのに、前から気になっていたUlyssesを使い始めました。
Macでは定番のMarsEditで書いているのですが、iOSデバイスではいろいろと試したもののいいツールが見つからずにいました。
iPadで快適に書くのは半ば諦めていたのですが、iPad ProとSmartKeyboardを使うようになって、iPadでブログを書きたいという思いが再燃してきたのです。
あちこちのブログでレビューを見てみると、Ulyssesを使っている人も多いし、評判もいいでんですよね。
ということで試用してみたのですが、あまりの使いやすさに30分後にはサブスクリプションを購入してしまいました…。
iPadを使ったブログライフが劇的に変わる予感
劇的に変わるとか決して大げさな話ではなくて、iPadで快適にブログが書けるようになれば、もっと記事を書く機会を増やせるんじゃないかなと思うんですよね。少なくとも今よりは。
僕は家の中でもだいたいiPadを持ち歩いているのですが、今までは、iPadとWordPressの相性がイマイチだったり、いいアプリがなかったこともあって、ブログを書くのはMacオンリーでした。
あとでMacで書こうと思ってEvernoteメモしておいたネタは、時間が経つと熱が覚めてしまって書かずじまいになってしまうことも多いので、思い立ったときにすぐに書けるということにちょっとワクワクしています。
iOSのデバイスから直接WordPressに投稿できるのが嬉しい
Ulyssesではマークダウン形式で記事がサクサク書けるなどの特徴がありますが、僕が導入を決めた一番の理由は、iOSのデバイスから直接WordPressに投稿できることにあります。
もう少し具体的に書くと、投稿をする際に、URL(スラッグ)などの詳細な設定ができるのが決め手でした。
僕はURLはポストネームをつけたい派なので、投稿する時にスラッグとしてちゃんと設定したいんですよね。
他のアプリでは、記事タイトルがそのまま日本語URLとして投稿されて、それをMacで直すという手間がかかったりするのがイマイチだなと思っていたので、僕にとってはURL設定ができるだけでも「買い」です。
気になる書き心地や使い勝手は?
基本的にはテキストエディタなので動作は軽いし、UIもシンプルなので本当にサクサク書けます。
マークダウンの作法を覚えてしまえば、記事を書くスピードが飛躍的に上がります。
この記事はiPad ProとSmartKeyboardを使って書いていますが、記事を書くのに集中できるという意味では、画面の情報量が少ないiPadで書く方がMacで書くよりも捗るかもしれません。
シンプルなUIがテキストを打ち込んでいくのにいい感じです。
最初に投稿先のWordPressの設定をしてしまえば、それ以外には特に設定をする必要もなく使えますし、iCloud経由でMacやiPad、iPhone間でデータの同期を取ってくれるのも素晴らしい!
今、iPadとMacとiPhoneを見比べながら書いているのですが、大きなラグもなく同期してくれています。
マークダウンでスピードアップを図る
最近はマークダウン形式で入力するものも増えてきましたね。慣れてない人はマークダウンがとっつきにくいかもしれないですけど、慣れればなんてことないです。
見出しなどのHTMLの文書構造の知識はちょっぴりでもあった方がいいかなと思いますが、すべてを覚えるというよりも、必要なものをその都度使いながら覚えていけばいいだけなので楽勝です。
エディタを使ってブログを書く人であれば、確実にスピードアップができる便利な記述方法なので、トライしたことがない人にはぜひやってみて欲しいですね。
UlyssesとMarsEditを使い分ける
最初は「iPadだけで記事の執筆を完結できるんじゃないか」とか「MacではMarsEditをリプレイスできるんじゃないか」と思ったんですけど、どうやらリプレイスではなく使い分けが正しいっぽい。
というのは、UlyssesはWordPressに投稿された記事を編集できないんですよね。MarsEditはWordPressから記事を取得して編集をしたのちに再アップができるんですけど、Ulyssesはそれができない。
MarsEditに慣れているので、一瞬「?」ってなっちゃいましたけど…。
iCloude経由で同期を取るのはあくまでもデバイス間の話であって、WordPressとの同期を取るわけではないということですね。
なので使い方としては、Ulyssesの役割は下書きを作り込むのに使って、仕上げはMarsEditもしくはWordPressの管理画面でというワークフローになるのかな。
調整いらずの記事を一発で書ければiPadでも完結しますけど、公開前も公開したあともなんだかんだいって手直しは発生しますからね。
今までもMarsEditで下書きを書いてWordPressに送って、確認や調整をしてから公開してきたから、フローとしてはあまり変わらないですね。それよりも何よりも、iOSデバイスで下書きができるようになったのは個人的には大きいかなぁ。
余談ですが、今年後半にリリースされるというMarsEdit4にも期待してたりします。新しいバージョンではマークダウン記法がサポートされたり、アイキャッチ画像の指定もできるようなので、めちゃくちゃ楽しみです。それにしてもインターネットの世界で7年ぶりのアップデートっていうのもすごいですね。
ちなみに、Ulyssesはサブスクリプションで年間4400円(記事執筆時点)なのですが、iOSとmacOSの両方のライセンスが手に入るなら全然払うよ!という感じです。
月々400円弱で最新版が使えて、機能のアップデートがかかるなら安いものです。
いろいろと奥が深そうなエディタなので、ガンガン使い込んでみたいと思います。
MarsEdit4とUlyssesのそれぞれの使い勝手の良さはこちらの記事で紹介しています
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