EOS6D markIIのプチレビュー。測距エリアはやっぱり狭かった…。

EOS 6D markII

EOS 6D markIIを使ってみると、6Dの頃にあれこれと感じていた「コレじゃない感」がだいぶ解消されている気がします。

5D markIIから5D markIVへの買い換えはものすごい満足感が高かったけれど(値段も高かった…)、6Dから6D markIIへの買い換えもかなり高い満足感がありますね。

EOS M5やG7X markIIのバリアングルモニタとは違う開き方をするのもがなかなか新鮮なので、これでマルチコントローラーが親指をずらすと自然に操作できる位置にあれば最高なんですけどね。

正直なところ、6Dは買って後悔したカメラの一つだったので、6D markIIへの買い替えもかなり躊躇していたのですが、とりあえずはリプレイスして良かったなぁと思っています。

6Dと7Dの2台のカメラとAPS-Cのレンズ1本が今回ドナドナとあいなりました…。今までありがとう。

そして6D markIIこんにちは!歓迎するぜ!

 

with vari-angle camera. #eos6dmarkii #eos #canon

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6D markIIは測距エリアの狭さがとにかくひたすら気持ち悪い

というわけで、6D markIIを使ってみて最初に感じたのは測距エリアの狭さ。

僕はフォーカスポイントをマルチコントローラーで操作しながらピント合わせをするのですが、測距エリアが中央に寄っていて狭いんですよ。上下左右あと一歩二歩今までに比べて足りない感覚です。

実はこのことは導入を検討している時にあちこち調べていて知っていたのですが、実際に使ってみると狭さは想像以上でした。

最初はフォーカスポイントを循環する設定にしていたのですが、その設定だとサクッと反対側に出てしまってタイミングを逃すので、「端で突き当たり」にしています。

これね…使えば使うほどとにかく狭さを感じるんですよ。ピントを合わせたい位置にあと一歩フォーカスポイントが届かない…。2台体制でメインの5D markIVと持ち替えた時の違和感が半端ないです。

ピントを合わせてフレーミングし直すという手もあるんですが、コサイン誤差でピントが微妙にずれるので、いやなんですよね。

明るいレンズや望遠レンズだと誤差が目立つので悩ましいですねぇ。手持ちだとライブビューでピントを追い込むなんて撮り方もしづらいし。マニュアルで正確に合わせるのも最近は自分の目に限界を感じているので、うまい方法を考えないとなぁ。っていうか解決方法はあるのかなぁ。

M5やG7XmkIIとは違うバリアングルモニタはとにかく楽しい

測距エリアについては不満と不安がありあすが、6D markIIのウリであるバリアングルモニタは期待通り。これはいい!

EOS M5やPowerShot G7X markIIのチルトスタンドの液晶とEOS 6D markIIのバリアングル液晶の展開の仕方が違いますが、使ってみるとどちらも楽しいです。

ちなみに、EOS M5とPowerShot G7X markIIは液晶が縦軸に動きます。自分の方を向けようと思うと、M5は下側、G7XmkIIは上側に液晶が動きます。レンズの位置と液晶の縦軸がずれないので、直感的にはこちらの方が位置関係がわかりやすいかも。

一方の6D markIIはページ最初の画像のように横に開きます。なので、レンズの位置と液晶の縦軸がずれます。

液晶を見て自撮りをしようとするとM5やG7XmarkIIでは視線が縦に、6D markIIの方が視線が横にずれることになりますね。

バリアングルモニタを使うのは動画撮影の時がメインですが、液晶の向きや角度が変えられると機動力や撮り方が変わるなぁと実感しています。

普段は自撮りをするわけでもないので自分の方に向けるという使い方はあまり考えていないのですが、高低差をつけて撮りたい時、歩く姿をローアングルで撮るとか、お腹のあたりでカメラを抱えるようにして撮る時とかにファインダーを覗かずに撮れるのはすごく便利です。

フォーカスの追従性はEOS 5D markIVでは感動レベルだったので、6D markIIでの撮影も楽しみです。

あれこれ撮るのは週末に持ち越しだけど…ね

春分の日だというのに東京では雪が降ったこともあり、残念ながら今日は部屋撮りばかりでした。まさかこの時期にねぇ…。

今週の金曜日には息子の卒業式もあるのですが、式の後のスナップがメインになると思うのでG7Xがいいかなと。

というわけで週末にカメラを持って出かけてこようと思っています。

関連記事:EOS 6D mkIIを使い始めて1か月半たったのでさらにレビューしてみる

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この記事を書いた人

橋本 敬BridgeBookJP
デジタルガジェットやカメラ、写真、文房具などが大好きなWEBプロデューサー。浦和レッズサポでもあります。