α6400の手ブレ対策はISO感度とシャッタースピード

α6400を日々持ち歩いているのですが、手軽さゆえに気になるのが手ブレです。
最近のカメラはボディかレンズ、もしくはその両方に手ブレ補正の機能を内蔵している機種が多いのですが、α6400は手ブレ補正機能を内蔵していません。
いつもの感覚で光量が足りない状態で油断して撮ってしまうと手ブレを起こしてしまいます。
カメラの拡大表示ではよくわからないけれど、PCでの拡大表示で微妙なブレを見つけた時は本当にがっかりです。
α6400では特に手ブレを意識して撮影する癖をつけないとダメということですね。
手ブレ対策の基本はシャッタースビードを上げること
α6400に限らず、手ブレ対策の基本はシャッタースピードを上げることです。
僕がフイルムで撮り始めた頃、先輩方に「手持ち撮影の限界は焦点距離分の1」と教わりました。50mmのレンズであれば手持ちの限界は1/50、400mmのレンズなら1/400という具合です。
あくまで目安の数字ですが、今でも僕の中では手持ちで撮れるかどうかの判断基準になっています。
シャッタースピードを上げてもカメラをしっかり固定できていなかったり、雑に撮ってしまえば手ブレは起きます。
シャッタースピードを上げるためにISO感度を上げる
シャッタースピードを上げるには、絞りを開けるかISO感度を上げるかのどちらかです。
明るいレンズを絞って使っている場合には、絞りを開けることでシャッタースピードを上げることができます。
ただし、絞りを開けるとピントの合う範囲(被写界深度)が変わるので、シャッタースピードを稼ぐためにむやみに絞りを開けてしまえば、意図した写真が撮れなくなってしまいます。
そんな時にはISO感度を上げて撮影します。
ISO感度を上げるとノイズが…と言う人もいますが、多少ノイズが入ったとしても手ブレ写真よりは数億倍マシです。
そもそも光量が足りない状況で撮影するならある程度のノイズを覚悟してISO感度を上げて撮るべきだと思っているので、僕は欲しいシャッタースピードになるまでは躊躇せずに感度を上げます。
α6400はスチル撮影なら常用でISO 100-32000(拡張:上限ISO 102400)なので、感度を上げてシャッタースピードを確保すれば良いかなと思っています。
この範囲で納得がいかないとしたらカメラとレンズの限界だということです。
よっぽどじゃないとそんなケースはないかなと思いますが、より高い高感度特性をもった手ブレ補正内蔵のカメラとレンズが必要ということですね。
初心者の人はISO感度がオートになってることが多いので、意外と手ブレを起こさないのが興味深いところです。
α6400の手ブレ対策として手ブレ補正内蔵レンズを活用する

手ブレを防ぐもう一つの方法が、手ブレ補正内蔵レンズを活用することです。
OSS(Optical Steady Shot)レンズですね。
α6400のようにボディに手ブレ補正を内蔵していないなら、OSSレンズを積極的に活用するのもいいかもしれませんね。
僕の手持ちのレンズの中ではSEP1650がレンズ内手ブレ補正の機能を持っています。F値が3.5-5.6と暗いレンズなのでOSSがあるのはやっぱり心強いですね。
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